阿部慎之助監督が率いる巨人は昨シーズン、セリーグを制覇する結果を収めたが、今シーズンは阪神の独走を許し、リーグ3位で終わった。阿部監督の「昭和のスポ根」スタイルとされるリーダーシップが、選手やファンから批判されている。オコエ瑠偉選手が阿部監督の方針に反発し、キャンプから姿を消すなど、監督との確執が報じられた。また、現役時代の「澤村ポカリ事件」や後輩への丸刈り指示が批判され、現在も選手との関係が険しく、モチベーションの低下を招いている。

優勝やリーグ3位という結果を出しながらも、監督のコミュニケーションスタイルや育成方法に対し否定的な意見が飛び交っている。

阿部慎之助監督に対する批判は強まっている。勝利という結果は出しているが、昭和の体育会系のリーダーシップが持つ問題点は見逃せない。まず、時代にそぐわない過度な体育会系の指導は選手たちの精神的健康に悪影響を与えている。組織の結束を目的とした丸刈りの指示はもはや不要な慣習であり、効率性や効果の点から再評価が必要だ。次に、選手に対して不当に厳しい評価を行っている点は、モチベーションを下げ、チーム全体のパフォーマンスに悪影響を及ぼしている。具体的な改善策としては、1) 科学的なトレーニング導入と時代に合った指導スタイルの採用、2) 監督と選手のコミュニケーションの改善を図る場を設ける、3) チームの心理的安全を確保するための専門家の採用が重要だ。

これらを通じて、阿部監督は巨人を真の勝利へ導くリーダーとなるべきであり、組織の調和と個々の成長を促す価値観でチームを前進させ、年々強くなる阪神のようなチームと対抗してほしい。

ネットからのコメント

1、桑田は練習を否定しているわけではない。高校時代から人一倍の走り込み、練習をして、プロ入り後に肘を痛めた際も走り込みをし続けて桑田ロードと呼ばれる路が出来たほど。ただ意味のない根性論ですませる練習は意味がないとし、また言葉の暴力や体罰は否定してた。その点で阿部とは真逆だったわけで、阿部の野球を選んだ巨人が今後どうなるかが注目。ただ阿部を選んだ時点で結果はもう出てると思うが。

2、うーん。桑田監督の方が見方によったら阿部監督よより厳しいと思うが。前に桑田監督が言ってたけど、プロなら何も言わなくても練習して当たり前。それが出来ないなら落ちていくだけだよ。って言ってた。阿部監督は、練習しろと言ってくれる。どちらが優しいのか？オコエ瑠偉だって、才能はめっちゃあったわけ。それが本人が練習好きじゃなくて才能を伸ばせてないだけ。

レジェンドと呼ばれる選手は、人一倍練習してる。そんなのは当たり前だよ。と言うけどね。もちろん、最近は、科学的な練習とかも出てきて、そういうのも取り入れたりするのはありだけど。ダルだって、人一倍練習しとるよ。やり方は違うけどね。要は、言われたくないなら言わないくらい練習すればいいだけ。プロなのだから。それでお金もらってるんだから。

3、阿部監督はまぁ確かに口は悪いし嫌味っぽい。おそらく自分が育った野球環境がそういう体育会気質が強くてそれを今の選手に求めてしまうのだろう。今の時代的には批判されてしまうのも何となく頷ける。ただオコエに関しては残した実績も大したことないし、怠慢な所も多い選手だからわがままにしか見えない。

4、阿部監督自身、自分の成功体験でしか判断の出来ない視野が狭く引き出しの無い指導者なんだと思うんですサッカーの指導者は国際ライセンスがある様に、野球もプロアマ関係無く、指導者研修と試験をして合格した習得したライセンスの等級でプロから少年野球出来るようにした方が良いと思うんですまあ日本の野球はプロが頂点では無くて各野球の団体があるから難しいと思うけど、昨日までプロ現役の選手が明日からプロ野球の監督というのが今だに行われている事が旧態然としている考えどうにかしないと、このように監督がコーチや選手と隔たりを作るような気がします