今回の事件では、総合型選抜・学校推薦型選抜に特化した大学受験塾「SS義塾」が授業動画を削除し、生徒や保護者と音信不通になったことが大きな問題となっています。2025年12月14日、毎日新聞による報道をきっかけに注目を集め、塾の公式サイトからも授業関連の情報が削除されており、運営が不透明です。現時点で塾の倒産は確認されていないものの、その対応は受講者に対して不誠実とされています。
受験生や保護者は、返金や今後の対応について消費者生活センター等に相談が推奨されています。
SS義塾の音信不通事件は、教育機関の透明性と信頼性に対する警鐘を鳴らしています。教育の場は信頼に基づいて運営されるべきであるにもかかわらず、この事件はその基本を揺るがしています。まず、学習塾に対する登録や認可制度の強化が必要であり、文部科学省は今後塾の運営状況を厳しく監視するべきです。また、消費者への情報提供を法的に義務付け、特に経営状態や提供する教育サービスに関する透明性を確保する仕組みを構築することも急務です。最後に、消費者が教育サービスを選ぶ際の指針を提示し、具体的な判断基準を提供することで、社会全体で質の高い教育へのアクセスを保証していく必要があります。このような事件を放置することは、社会の秩序と信頼を損なう結果につながりかねません。教育は公共の利益として扱われるべきであり、そのフレームワークを改善する必要があります。
ネットからのコメント
1、そもそも大学受験で「総合型選抜」対策に決め打ちしてしまう事そのものが大きなリスクだと思いますね。
そっち方向に決め打ってしまうと、多くの場合は一般受験に戻ろうとしても学力的にもう戻れなくなりますからね。やってみて「やっぱり総合型選抜には向かないな」思った場合や、それでは対応出来ない方向の進路(特定の学部など)に変更したいと思っても取り返しがつかなくなる可能性高いですからね。総合型選抜や推薦に特化した予備校を選ぶことそのものが割と大きなリスクだと思いますね。
2、塾の必要性云々は別として、受験目前のこの時期に連絡が取れなくなるというのは、利用中の生徒さんも親御さんも大変不安になることでしょう。決してこれまでの努力が無くなるわけではありませんから、自信を持って受験に臨んでほしいと思います。
3、塾で大切なのは塾側の言葉を信じない、自分の目的を持って行く事。塾行って皆成績上がるなら誰も苦労しません。やるのは自分自身、それをサポートするのが塾。合宿とかいって毎日15時間の勉強ってブラック企業と同じだろと言いたい。例えば5時間勉強する場合でもより効率的に身につく方法を教えればいい。塾に行けば成績が上がると思っている親は考えを改めた方がいい。
4、前金ビジネスは悪くないですよだって後からもらいたくても逆に払わず逃げる客だっているただ、高額な支払い方式はそういうリスクもあると客側も判断しないと総合型試験って言っても基本、学力はあった方がいいよただ、いろいろな経験があって広い視野がないと総合型は通らないのも事実こんなところでちょっと対策しただけでは無理だから、総合型試験対策は幼少期から始まっていると考えた方がいいとはいえ全入時代だしね親子間で日頃からよく話し合っておくといい
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/7bc3c571c60f10a28ef9b2d4b32c11e90a2fc9ea,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]