和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドから、中国にジャイアントパンダ4頭が返還されて約2カ月が経過し、町の観光業に大きな影響が出ています。パンダ帰還後、白浜町の観光客数が大幅に減少し、宿泊施設の予約が減少したことを受け、町全体で厳しい状況となっています。宿泊施設の女将たちは、9月と10月まで影響が続く恐れがあり、経営難を訴える声が聞かれました。
町は新しい取り組みを模索しており、バーのオープンや高級ホテルの誘致などの試みを行っています。ジャーナリスト鈴木哲夫氏は、パンダが再度白浜に戻る可能性を示唆し、中国との外交が鍵になると指摘しています。
今回の出来事は、白浜町が観光に対する依存度をパンダに過度に傾けていたことによって生じた問題を浮き彫りにしました。現状、パンダ不在による観光客の減少は町の経済に深刻な打撃を与えています。魅力的な観光地であることをパンダに頼るだけなく、自然環境や温泉、地元の文化など他の魅力を活用して、多様な観光客を引き寄せる戦略が必要です。具体策として1つ目、地元の特色を活かしたイベントやツアーを企画し、地域文化を紹介するプログラムを増やすこと。2つ目、地域全体のブランドを強化し、地域の特産品や自然の豊かさを発信すること。
3つ目、地域の新しい魅力を開発することにより、新しい観光トレンドを生み出すことです。これらの努力によって、白浜町は劇的な変革を迎えることができ、観光依存から脱却するための道が開かれるでしょう。
ネットからのコメント
1、パンダ外交に毅然と向き合った姿勢を支持するなら、観光は大阪ではなく白浜へ。パンダ無くても楽しめますよ。ホテルを取りやすいのも◎白浜には、断崖絶壁の絶景が広がる「三段壁」や、畳千枚分の岩盤が広がる「千畳敷」など、自然の力強さを感じる名所が満載です。
白砂が美しい「白良浜」でのんびり過ごすもよし、「白浜海洋美術館」で漁師文化に触れるもよし。さらに「ベアーズロック」では奇岩と海のコントラストが楽しめます。白浜で心も景色も晴れやかに。
2、パンダ依存から脱却しようと頑張っている人たちに水を差すような記事ですね。そりゃパンダいれば観光客は増えるかもしれませんがそれ以外にもたくさん良いところもあるのだから、他の観光資源の開発や活用を頑張ってほしいです。
3、白浜だけじゃないけど昔の団体客が多かった頃そのままの温泉地ではね、今は個人客が行って温泉街を中心にしていろんなことを楽しみたいんですよね。白浜ではそれができない三段壁や円月島は車でしか行けないし、徒歩圏では外湯めぐりや飲食店、土産物店を散策して楽しむこともできず白良浜の海水浴場だけですからね。私は大阪人ですから同じような距離と時間で行ける城崎温泉に年に2〜3度行っています、一泊では交通費がもったいないから連泊することが多いのですが、店舗の入れ替わりや新規オープンのお店もあったりして一人で行っても十分楽しめるんです。
白浜の温泉施設は館内完結型のサービスではなく、白浜温泉は広いエリアに施設が広がっていますから無料の循環バスを出すとか温泉街を楽しめるような街にしていかないと、今後も変化はみられないんじゃないかと想像しています。白浜や椿の温泉の泉質はいいんですがね、体がすべすべになるの良。
4、町としての対策がホテルとバーか。。もう少し知恵を使おうよ。白浜はアドベンチャーワールド以外にも魅了的な観光アイテムが揃っている町だ。でも人が押し寄せない要因は何か?それを分析し、対策しなければ。1つはアクセス。それも大阪等からのアクセスと言うより、町の観光スポット間の中途半端な距離感だ。ハワイのようなシャトルバスでもいい。民間に頼った他力ではなく、まずは町ができることを導入すべき。次にやはり東南海地震対策。観光客に地震が来ても安心ですと思ってもらう対策を示さないと。それこそが市長がやるべき事だろう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/306eaeb413a997c8d9949a80f14b56c986f34433,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]