事件概要:2024年7月、奈良県下北山村のダム湖で52歳のシングルファザーが5歳の長女とともに命を絶った。事件前、父親は児童相談所や高齢の両親に子どもを預かってほしいと相談しており、精神的に追い詰められていたとされる。午後1時に「しんどい」と児童相談所に電話し、自殺や心中をほのめかしたが、その後、連絡が途絶えた。午後5時、両親に子どもの引き取りを頼んだが断られ、深夜0時にダム湖に身を投げた。
父親と娘の遺体が見つかった。
コメント:シングルファザーとしての孤独と社会的な支援不足が、父親を追い詰めたことがこの悲劇の背後にあると考えられます。孤立した状況において、支援を求めることができる場所が限られ、育児の重圧に耐えきれなかったのでしょう。シングルファザーという立場の理解が社会全体に不足しており、支援制度も限られています。この事件を通じて、シングルファザーへの理解を深め、社会的な支援を強化する必要があります。具体的には、相談窓口の充実や、父子家庭への支援制度の拡充が急務です。また、シングルファザーが孤立しないよう、地域社会でのつながりの強化が求められます。
ネットからのコメント
1、父親が「もういい」って言ったのが突然で理由もなくイライラしたみたいに書かれてるけど、実際の児相の対応を知ってる人ならわかる。子供を預かるために児相の相談担当が決まるのが約1週間。その後子供との数回の面談のち、必要と認められたら入所の流れ。今しんどくて辛いから電話したのに入所まで約1ヶ月もかかる。平日日中は仕事してるのにどうやって対応するのか…と父親が憔悴し憤ったのがわかる。緊急性が高いとして一時預かりでもしていれば娘さんは生きていたのにね。
日本は働いてる人には高い率の税金取って大変な時に助けてくれないんだよ。外国人や働かない人には優しいのにね。
2、電話をしている時点で既にもう限界で、例えるならバタンと倒れて地面にうつ伏せになって動けない状況だったんだと思う。その状態の人に、預けるには要件がいります、こういった手続きと、こういった書類と、この書類と、この書類が必ず必要になります、と言われた。「あぁ、それなら、もういいです」となったと思う。もう動けなくなっている人の上に、追い打ちをかけるように、タスクをドサドサと投げ乗せたようなことだったんじゃないかな。
3、このお父さんはギリギリの精神のなかで児相にも実家にもSOS出し娘のために頑張っていたのに…ととても悲しい事件だった。児相も緊急保護の必要性を感じたなら、迎えに行くなどの対応が出来れば違ったのか?とも思ったが現実的にそんなことは不可能なのは理解してる。ただ、同じように亡くなることがないようにと願って止まない。あちらでは親子で穏やかに過ごせていますように。
4、相談所は詳細を聞いてからじゃないと動けないのだろうか?質疑応答が長すぎると、聞かれる側は分かってもらえないと諦めてしまう。
1回目の電話で「今から来てください」で電話ではなく相談所で直接話をしていれば今回のことは防げたかもしれない。全例同様に動いてたら回らないから、相談所も声調と話し方・内容で判断して行動できたら良いですね。初期対応でどこまで出来るかで本当に状況が変わってしまう。1回目の電話で住所聞き、訪問もできたはず。今回は外出してたから訪問しても不在の可能性はあったが。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8a3fdcf3a78e30d4a02c43a8ce1a7f0733a52a50,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]