事件概要:
2025年のプロ野球界では、新庄剛志監督による発言が大きな波紋を呼んだ。新庄監督は3月11日のロッテとのオープン戦で、西武ライオンズの名古屋移転を支持するようなコメントを残した。背景には野球評論家・江本孟紀氏が「名古屋には2球団あっても良い」という提案があり、それに同調する形だった。
しかし、西武球団本社関係者からは「球団を持つメリットがなくなる」という不快感を表明され、ネット上でも批判の声が多く上がった。ファンの間では「余計なお世話」「監督としての立場不相応」と受け止められ、一部擁護意見もあるが多数は否定的だ。発言の影響力を改めて問われる事件となった。

コメント:
新庄監督の発言は、プロ野球界において一線を越えたと感じざるを得ません。現役監督の立場でありながら、他球団の運営方針に踏み込むような提案は、プロとしての節度を欠いています。まず、この問題の本質は、プロ野球関係者が公の場で軽率な発言をすることで、ファンや球団関係者の間に不必要な混乱を生じさせる点にあります。また、地域や球場の環境改善という善意の意図があったとしても、その要望は自球団内での改革提案として留めるべきでした。
一方で、球場環境や選手の福利厚生の改善は重要な課題であり、それを解決する計画が不可欠です。例えば、現状の球場設備改善への予算投資や設計変更案の提示、移動負担を軽減するリーグ間での調整を進めるべきでしょう。また、発言に際しては、慎重な言葉選びをするためにメディア研修を導入することも求められます。この事件は、プロ野球を運営する上での社会的責任と発言の重みを再認識する契機とし、より良いスポーツ文化の構築へ繋げなければならないと強く感じます。
ネットからのコメント
1、西武ファンです。ベルーナドームの暑さ問題はいつも言われますが、名古屋は中日さんがいるので簡単に移転出来ないと思います。しかし、今年の暑さは6月からでベルーナドームに慣れている我々ファンでもきつかったのが本音です。今井投手が熱中症になってしまい、やはり野球選手にやりやすい環境整備が急務だと思います。プロ野球は最高のパフォーマンスを見せて欲しいですが、倒れてしまっては観戦に来たファンも残念です。遠方から来た方は尚更だと思います。野球だけで無く、屋外スポーツの温暖化対策が必要な時代になったと思います。
2、本拠地移転って地元ファンにとってはかなりセンシティブな問題で、リップサービスだったとしても軽々しく言わない方がいい。野球だって地域に根付いてます。小さな頃に大洋ファンになり、小学校に上がって横浜に来てくれたのは嬉しかったけど、後日川崎住まいのファンからは「行ってしまった」と言う喪失感が未だにあると言われてみたり、「昔のユニフォームにはアルファベットでカナガワと入ってたから関係無いよ」と言われたり。何れにせよ隣町への移転だってファン心理には影響あります。そして後の新潟移転問題。これは流石にNoの人が多かったですよ。それだけにDeNAが乗り出してくれた事に対する感謝は尽きないです。本当に。埼玉から名古屋は違和感しか無いですよ。西武線が名古屋を走るなら有り得るかもしれないけど。球場の暑い寒いは別問題。
3、小久保監督の発言は「日シリで阪神と戦いたい」ではなく、「3位、4位を行き来しているからここから頑張って、当時1位の阪神とまた戦えるように頑張りたい」という、阪神ファンのリップサービスと自チームを鼓舞する発言で、最終戦の相手が、仮に2位以下の他チームの場合でも「お互い頑張って、秋には〜」のように変わっていただけでしょう。
状況や内容を聞けばリップサービスかどうかくらい分かるよなぁと思いましたが、揚げ足取りのように感じて小久保監督も可哀想だなぁと思いました。新庄監督の発言は、冗談かどうかは分からないですけど他チームの監督が、改修とかで無く「本拠地移転しろ」は言わない方が良いとは思いましたね。西武の鉄道利用も含めて利益を出すためのベルーナドーム、さらに歴史もある球場ですし、身売りしろと言っているようなもの。「パリーグ5球団で費用を〜」とかの部分含めて、表だったメディアに発信するのはね。
4、「ライオンズが名古屋に行けば良い」はそもそも名古屋辺りはドラゴンズの根城だから仮にライオンズが移転したところで、意味は全く無いし。その後に「岐阜県辺りが、良い」みたいな意見も出てきて「勝手にたらい回しにするなって」と、ファンながら思った次第。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5c61c5e0695980f73de6e63ea26687113fae1760,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]