広島県の広陵高校野球部で、深刻な「いじめ」が発覚しました。今年の夏の甲子園に出場した同部の1年生部員が、寮で禁止されていたカップ麺を食べてしまったことを理由に複数の2年生部員から身体的暴行を受け、さらに性的強要や金銭の要求をされたという告発が、親族によって行われました。これにより、広陵高校は甲子園の途中辞退を決断。SNS上では部員に対する誹謗中傷が発生し、学校側は「人命を守ることが最優先」との理由で辞退を説明しましたが、SNSを問題の原因とする論点のすり替えと学校の姿勢に批判が高まっています。
非人道的な伝統は40年以上続いており、問題は日常化していると指摘されています。
この事件は、学校内の深刻な暴行とそれを長年許容してきた制度的な欠陥を露呈するものです。校則に違反したことが、即座に暴力によって適切性を担保されるべきではありません。今回の衝撃的な事例は、学生が安全に学べる環境を保証するための緊急の見直しを求める声を強めています。このままでは、個人の尊厳や権利が無視される社会的な問題を広げかねません。まずは、学校全体での徹底した調査を行い、いじめを助長する無言のルールや伝統を一掃するべきです。また、教育現場での暴力に対する重大なペナルティを制定することが必要です。さらに、定期的な精神健康チェックや、第三者による監視制度を導入することで、学生が将来を築く安全な場を確保できます。
教育は理想でなく、現実の選択肢として生徒の成長をサポートするものであるべきです。今こそ厳然たる教育改革に取り組む時です。
ネットからのコメント
1、『今までもそうだった』『どこも同じようなもの』よく聞く言い訳ですが、もうそんな時代は終わったほうが良いと思う。早く新しい風が吹け。なんで理不尽な事に耐えなければいけないのか。そんな事して、やった側は何十年後に心が痛むことはないのだろうか…。楽しいだけが良いわけではないけど、身体を痛めつけたり精神を痛めつけたりするのと、厳しい練習は違うと思う。
2、日大などもそうだが、スポーツ史上主義の私立の高校や大学はほぼ似たような構図。実績を上げた監督が絶対的な権力を持ち、その下に先輩後輩の問答無用の閉鎖的なヒエラルキーがある。こんなのは教育機関とは言えない。もうスポーツは教育機関と切り離したほうがよいかも。
3、これは氷山の一角だと思う。 部活動での暴行が問題視されて何年経つというのか。 未だにこんな事がまかり通っていることに憤りを感じる。 しかも監督のあずかり知らないところでの出来事ではなく、自ら恫喝ともとれることをしている点に驚愕。
こんな学校を出場停止にしなかった高野連の対応に問題ありだね。
4、東福岡のラグビー部の監督の講演会聞いたことがあるが、東福岡のラグビー部は3年が何でも雑用して1年はそれを見て成長し、上級生になった時に同じ姿を下級生に見せると話してた。上級生が威張っていても恐怖と憎しみの繰り返すだけだろう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/416685c0af4d34f6e4e8e792ffdd2e36af95b209,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]