フィリピンのルソン島西部にあるスカボロー礁付近で、11日に中国海警局の船と中国海軍の駆逐艦が衝突する事件が発生しました。フィリピン沿岸警備隊が公開した映像によると、中国海警局船はフィリピン巡視船「スルアン」を高速で追跡中に衝突し、船首に重大な損傷を負いました。幸いにも死傷者はいなかった模様です。フィリピンは米国との防衛協定を持ち、この緊張が大国同士の衝突に発展する可能性が懸念されています。
中国はスカボロー礁を自国領と主張し、フィリピン側の船派遣を批判。一方、フィリピンはこの海域をEEZ内と主張し、物資の提供活動を行っていました。専門家は、中国の大型駆逐艦の投入は過剰とし、安全保障上のリスクを指摘しています。
今回の事件は南シナ海の緊迫した状況をさらに悪化させる恐れがあります。まず、中国は自国の領海権を主張し続けるため、過剰な軍事力の投入を控えるべきです。このような過度な対立は地域の安定を脅かし、他国との緊張を高めていくことになります。次に、関連各国は開かれた対話の場を設け、平和的な解決策を模索すべきです。国際法に基づいた冷静な協議が、持続可能な協力関係を築く基盤となるでしょう。最後に、国際社会はこのような地域紛争を注視し、効果的な介入策を検討する必要があります。法の支配を確立し、あらゆる国が秩序と平和を尊重する枠組みを築くことが求められます。
地域全体の安定と協力が深まることで、経済発展や文化交流が促進され、より良い未来が築かれるでしょう。
ネットからのコメント
1、この記事からは、傍若無人の限りを尽くす相手への準備がどれだけ重要なのかを物語っているように映ります。今回の事態が不面目とか言っても、自分たちの言っている事・やっている事そのものが不面目の最たるものであり、海保や海自も諸外国海軍や沿岸警備の合同訓練をどんどん実施してもいいのでは?と思う。
2、動画を視たが、中国海警局の船がフィリピンの巡視船をしていた状況で、中国海軍の駆逐艦桂林が割って入る形になり、結果、桂林の舷側に海警局の船首が衝突、同艦の船首部分に大損傷を負う形となった。何故、駆逐艦桂林は、追跡劇に割って入ったのか?状況から考えて、桂林はフィリピン船にラムアタック(体当り)を仕掛けようとし、失敗して後続の海警局船に接触したのではないか。そうでなければ、高速で航行する艦の前に、舷側をさらす行為に合理的な説明が付かない。となれば、中国駆逐艦桂林は、フィリピンの船を撃沈する意思があった、と言うことになる。
3、海警は防舷物出してフィリピンの船に衝突させるつもりだった海警が当たっ後に人民解放軍の軍艦がラムアタックするつもりだったとしか思えない当然沈没させて証拠隠滅って流れが悪行を全世界に配信されてしまった日本も海保が尖閣で中国から何をされているのか公開していかないとダメなのでは
4、現代のミサイル駆逐艦は近接戦を想定していないので、昔の戦艦のように船体を厚い鉄板で作ったりはしないものだが、中国のミサイル駆逐艦は体当たりくらい想定して作っているのか。巡視船の船首が大破したのに対し、駆逐艦は側面の塗装が剥がれた程度だった様子。尖閣周辺でもこのくらいの駆逐艦がうろつきだすと想定すると、海上保安庁に任せておいて太刀打ちできる相手ではない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/70fc2158de9d588a215e11cdcdd10e57ae9a341a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]