フジテレビのバラエティ番組『ドッキリGP』で、横山裕さんがロケ中に大怪我を負った。12月11日、回転台を使用したゲームの撮影中に「右肋骨骨折、腰椎捻挫」で全治2カ月の診断が下された。以降の仕事への影響も懸念されている。昨年も同番組でお笑いコンビの一人が肋骨を骨折する事故が発生し、今年8月には別の企画で犬が逃げ出すハプニングが起き、芸人が怒りを露わにするなど、騒動が頻発している。
視聴者からは「安全管理が不十分」との批判が続出しており、番組制作スタッフは安全管理を徹底する意向を示したものの、信頼回復には疑問が残る。

『ドッキリGP』の一連の事故から学ぶべき教訓は、エンターテインメントの裏に潜む安全管理の問題です。その軽視された現実が、多くの怪我を生んでいるという異常な状況に、早急な対応が求められます。まず、制作現場でのリスク評価の徹底が必要です。出演者が受ける可能性のある身体的リスクを見極め、事前に対策を講じることが最重要です。次に、安全基準の設定と、その遵守を保証するシステムの構築が求められます。そして、これまでの事例をもとに、適切な対策を練り直すための第三者委員会の設立も急務です。安全性を欠いたエンターテインメントは、その本質を失い、視聴者からの信頼も揺らぎます。
視聴者は今、真のエンターテインメントとは何かを問う声を上げています。テレビ業界全体がこの事件をきっかけに、視聴者に笑顔を届けるためには、まず出演者の安全が最優先であるべきことを再確認することが求められています。
ネットからのコメント
1、人の失敗や焦る姿を見て何が面白いのか?どうでもいいような失言や行動にはコンプライアンスだのハラスメントだのと寄ってたかって責めるこの時代にこの番組は認められることが以前から不思議だった。いくら作り物の演出ありきの番組だとしても笑えないレベルになっている。もし、この番組が人気があるならやっぱり人間は他人の不幸を面白がる生き物で本当はコンプライアンスやハラスメントに意味なんかないんじゃないか?と思う。
2、昭和の時代からドッキリの類は好きではなく見ない。ケガする可能性があるし、やす子さんのように精神的に追い詰められることもあるでしょう。忙しくて疲れていて気持ちに余裕が無ければ対応も悪くなる。それを見て笑えない。コンプライアンスの問題ではないと思う。
3、人を驚かせて反応を見て笑う、って、バラエティ手法が乏しかった昭和のテレビの時代は面白かったかもしれないが、今や小学生でも喜ばないです。
水ダウのドッキリが面白いとされているのは検証する手法に工夫があり、視聴者が「こんなんされたらどうなるんだろう」と結果が未知数な部分があるから。奇抜に振り切って批判上等な姿勢も、放送時間帯も絶妙と思う。フジのドッキリは「うわー!」って驚いて終わる、という結果が誰でも分かる単純さなので、面白さよりも可哀そうさが勝ってしまうし、わざわざ時間かけて見る気がしない。子供が見る時間帯の番組を、怪我人出してまで作る価値ないです。
4、落とし穴なども含めて事前にスタッフがやった上で安全性を確認しているんでしょうけど、そもそもそのテストをさせられるスタッフの危険性なんかも考慮されてないと思いますし、実際にケガをしたり痛い思いをしているスタッフが多々いるのではと思います。落とし穴などにかぎらず転倒した際に首や腰に衝撃や変な捻り方をすれば脊髄損傷をする可能性だってあります。素人だけで考えずに医療の専門家の意見をしっかり聞きながらやってほしいです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/538021e579b0bb4ee30d845e2538fbac5a669b1e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]