東京都内及び全国で相次いで発生している山林火災は、乾燥だけでなく土壌水分量の極端な低下、そして人為的要因が重なり、大規模化の様相を呈しています。12月13日、東京都心では9日連続の乾燥注意報が発表され、各地で火災が発生しました。埼玉県では午後9時半ごろ初雪、千葉県旭市及び大阪府守口市と広島市などで火災が相次ぎ、多くの死者が報告されています。
専門家は「大規模山火事時代」に突入したと警告し、来月からは全国でたき火や喫煙に関する規制が強化されます。火災の原因の約99%は人為的とされ、火の不始末によるリスクに対する意識向上が求められています。

山林火災はますます深刻な問題となりつつあります。今や「大規模山火事時代」に突入し、多くの地域で生活を脅かしています。従来の乾燥だけでなく、土壌の水分不足や人為的要因が重なり、その原因の根本に迫る必要があります。まず、防災体制の強化が急務です。地方自治体は迅速な警報発令システムを整備し、市民への適切な情報提供を行うべきです。そして、違反者に対する罰則の厳格化。たき火や喫煙に対する規制強化が施行されることを機に、さらに強い制裁を設け、抑止効果を高める必要があります。さらに、教育を通じた意識改革が求められます。
学校や地域コミュニティでの防災教育を充実させ、子どものころから火災の危険性を理解させることで、長期的な防災意識を培うことができます。こうした実行可能な改善策を講じることで、私たちの暮らしを守る道が開けるのです。社会としての価値観を見直し、火災の脅威をなくすための力を持ち続けましょう。
ネットからのコメント
1、地方暮らししていますが、春の山火事は山菜採りの火の不始末、秋はキノコ採りの火の不始末と昔から言われていました(大概タバコ)。数年前近場で山火事がありましたが、それは麓に住む婆さんの枯れ枝焼きが原因でした。昨今は熊問題で爆竹持参する人もいますが、爆竹は枯れ葉に燃え移る可能性があり地元ではご法度とされています。何にしても火を使わない、自分が原因で火種を作らない事が重要と思います。
2、乾燥注意報が出ていることにも注意は必要だけど、やっぱり野焼きやタバコのポイ捨てなどが原因での火災も一理あるのではないかとは思う。岩手県・大船渡の山林火災や群馬県の妙義山火災などはもちろん、この間の大分県・佐賀関町で発生した大規模火災という痛ましい出来事が相次いでいる。
野焼きやタバコのポイ捨てをしていると自覚されている方、自分の行為によってどれだけ大惨事になってしまうのかを改めて考え直すべきでは?自分1人で責任を負えるのか、火災によってどれだけ重大なことになるかをしっかりと考えてほしい。
3、乾燥して燃えやすい条件はあるにせよ、火のないところに煙は立たず。山火事って人為的な原因が多いと思う。マナーを守って登山よハイキングをして欲しい。
4、南関東に住んでいますが、温暖化で猛暑になったここ2〜3年、、夏も雨が少ないです。台風もあまり来ていないように思います。土壌水分量は夏から少ないと思います。昨年は雨が少なくて、うちの庭のエアコンの排水を求めてガマガエルが初めてやってきました。今年はまだたまに降りましたが雨が少ない傾向は感じています。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5ea4c9d9bdfae015a4b966bd6d081d331a3ed270,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]