フィリピン当局は、10月6日に南シナ海のスプラトリー諸島付近で、中国の退役軍人や漁師たちが乗る「海上民兵船」100隻以上を確認したと発表しました。これらの船は上空から確認され、フィリピンの警戒活動中の航空機に対して一部の船からフレアが発射され、さらに中国軍艦からの無線警告も繰り返し受けたとされています。南シナ海では、中国による軍事拠点化が進行中であり、これらの一連の行動は地域の緊張を高めています。

フィリピンはこの状況を注視し、沿岸警備隊による監視活動を継続する方針です。

中国船の大量存在とそれに伴う攻撃的な行動は、国際法を無視した地域権力の行使の典型例であり、批判されるべきです。この行為は、フィリピンの主権を脅かし、地域の安定を損なうものです。問題の本質は、中国が海上の力を最大限に利用し、軍事拠点化を進めようとする姿勢にあります。具体的な解決策としては、まず国際的な圧力を強化し、中国の行動を規制するための外交的努力が求められます。次に、フィリピン自身の海上防衛能力を強化し、他国との軍事協力を拡大することも重要です。また、南シナ海におけるすべての関係国間の建設的な対話の場を設けることも、長期的な地域安定に寄与するでしょう。このような行動は、単なる領土紛争を超えた国際的な秩序の問題であり、その解決は平和と公正を求める我々の価値観にかなっていると言えるでしょう。

ネットからのコメント

1、これを見て台湾有事問題について歴史とかも含めて日本が悪いと言ってる人は何というんでしょうね？中国共産党はもともと歴史とかそういうのとは無縁にどこに対してもただただ自分の言い分を言い続け、武力で脅迫するだけです。台湾有事問題でも日本が一歩でも引いたらどこまでも付けこんでくるだけですよ。

2、こういう事をやって。相手が行動すると、それをキッカケに戦闘行為だと認定して、戦闘状態に入り、世界には相手が先に行動したから、応戦したというアピールをして、自国の正当性を前面に出した論争に持ち込む、いかにもあの国のやることだ。こういう事を、許してしまう、今の世界の環境の劣化は非常に危険だ。

3、南シナ海に展開している中国の100隻以上の「中国船」が、フィリピンの航空機などに対して「フレア」を発射するなど、挑発行為がエスカレートしているようです。また、フィリピンと中国が領有権を主張しているスプラトリー諸島は、国際海事裁判所が中国の主張を退けてフィリピンに帰属する旨の判決を下しています。それを、世界の平和を維持する立場の常任理事国が、判決文を「ただの紙切れ」と称して、国際機関の判断を無視するなど決してあってはならないことです。

いずれにしろ、高市首相は日本の安全保障を米国 一か国に依存するのではなく、非核三原則を見直すなど防衛力を強化する必要があると思います。他国を侵略すれば自らもそれ相応の甚大な被害を受けることを悟らせる、それが最大の抑止力となるはずです。台湾や沖縄を守るという意味でも…

4、そういえばテレ朝モーニングショーで今現在中国ともめているのは日本だけだと言っていましたが高市首相の発言以前にフィリピンともめているのは有名な話ですけど公共の電波を使って嘘をつくのは良くないですね、完全な世論操作ですよ。