フィリピンは、中国海警局が南シナ海でフィリピン人漁師に対する攻撃的行動を取ったとして、15日に抗議を表明しました。事件は12日に発生し、中国海警局の船舶がサビナ礁付近で放水砲を使用し、フィリピン人漁師3人が負傷、漁船2隻が損傷しました。フィリピン沿岸警備隊は放水砲の使用や危険な行動が正当化できないと非難し、外交的対応と抗議を行う意向を示しています。

一方、中国海警局はフィリピン船に対する「制御措置」を講じたと表明し、緊張が高まっています。

この事件は、地域の安全保障と国際関係に重大な影響を及ぼすものであり、批判が必要です。

フィリピン沿岸で起こったこの不当な事件は、単なる衝突事故ではなく、地域の安全と平和を揺るがす深刻な問題を示しています。中国海警局によるフィリピン漁師への攻撃的な行動は、国際法に反するものであり、決して許されるべきものではありません。このような行動の背景には、中国による領海拡張の意図があると推察され、国際社会全体が警戒を強める必要があります。まず、両国間での対話を強化し、緊張緩和のための協力体制を構築することが求められます。その上で、国際社会に対して公正な調査を求め、中国に対する適切な制裁を検討することも必要です。

また、フィリピンは同盟国と連携し、地域の安全保障を強化することで、漁師たちの安全を確保するべきです。我々は、この事態がただの一国の問題ではなく、地域全体の平和と繁栄に関わるものであることを認識し、迅速かつ果断な対応を求めるべきでしょう。

ネットからのコメント

1、フィリピンと連携をとって世界中にこまめに発信を続けていくことがすごく重要。中国は、すべてのことを固有の問題として対処いきたいのだろう。しかしこうやってフィリピンでも同じような卑劣な行為をしている事実を紐付けていくことこそが、中国の実態を明らかにして、世界の対中批判に対する賛同を得る最大限の近道なのだ

2、これは中国への抗議に加え、国連や国際会議の場でも被害を受けた各国が連携して被害を訴えて、何らかの声明にした方が良い。そして中国国内の何も知らされていない国民にも、納めた税金でこんな事になってるという事を知らせた方が良いと思います。

3、国連に言っても何もならないなら、国連の機能は何もしてないとならないの？常任理事国があるから、国連の意味が全く機能してないと思うけど…。

国連がもっともっと権限を持って、判定や裁定をしなければ、国連の意味はないのでは？

4、問題は国際的にフィリピンの排他的経済水域内での行為ということ。百歩譲って中国の海域なら放水することもあるかもしれないが、人様の海でとか常識では考えられない。日本もそうだけど、世界の人達、これでもまだ中国と取引しますか？もういい加減関わるのをやめたほうがいい。