65歳の長谷川昭一さん(仮名)は、大手企業を定年退職し、退職金2,000万円を手にしました。この資金を元に、ラーメン屋を開業するという長年の夢を叶える決意をし、妻の同意を得て1,200万円を投じて店舗を契約しました。オープン初日には順調な滑り出しを見せたものの、こだわりの食材による原価高や高額な家賃などが原因で、売上は出ていても利益がほとんど残らない状況が続きました。
一年半後には友人との関係も悪化し、店は閉店。開業資金1,200万円は消え、生活費が心許ない状況に追い込まれました。
この事件は、多くのシニアが直面する定年後の起業という選択肢の危険性を示しています。定年後の起業は夢や希望に満ち溢れていますが、その実情は計画の欠如や資金管理の不備により、大きな損失を招くことがあるのです。まず、長谷川さんは老後の生活に不可欠な資金を明確にし、それを守ることが大切でした。また、借入などの利用を検討することで、自己資産保護にもつながります。さらに、高額の初期投資を抑える方法として、空き店舗やキッチンカーなどを考慮するなど、よく練られた計画が非常に重要です。結果として、友人との「ビジネスと友情」の境界を曖昧にしたことが、友情を壊す結果につながりました。真の目的は、ラーメンを通じた満足感や生活の安定を得ることであるべきです。
夢の実現には、計画とリサーチに基づいた実行が不可欠であることを改めて認識すべきでしょう。
ネットからのコメント
1、こんな人いないと思いますけどね。・蕎麦屋・ラーメン屋・喫茶店開業シリーズはこの3つと投資シリーズの銀行の誘い、友人の誘いと最初はインデックス投信→調子に乗ってFX投資の組み合わせで「老後の悪夢」シリーズは永遠に作れますからね。
2、趣味でお菓子作りしている友達が居るが本当に美味しいただそれは趣味でやっているから原価を気にせず、失敗しても笑っていられるお店になれば開業資金に仕入れや利益、一定のクオリティを考えなければならない夢を見るのは良いけど現実は厳しい
3、どこの街にもパッと開店してしばらくして忽然と閉店していく店がある。ああいう店のオーナーってその後どうなっていくんだろ、と素直な疑問が有る。あと近年やたらと豪雨の冠水道路を勇ましく走る車の映像や、水没して動かなくなっているクルマの映像を観るが、あれはその後どうなるのだろうか。起承転結の「起承転」までは観るのだが「結」は観たことがないので、知りたいものだ。
4、よくある話です退職後、飲食店を開業して失敗なんて、私の元同僚も何人か同様に飲食店(居酒屋、たこ焼き屋、うどん屋など)を開業しほぼ失敗してます、大体飲食店が生き残るのは3人にひとりだとか聞いた事ありますし、やるなら本業の会社員を現職でやりながら家族経営でお店を経営されていた元同僚は高確率で失敗せずに経営されていますどちらにしても、やるなら若い間に家族の協力を得て大切に早くやらないと気力だけではできません、体力も気力も行動力もある時にやらないとダメ
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5bc711ede4171b8c545cd5ace0a979fe5559f73d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]