2023年11月中旬、奈良県五條市役所で20代職員のAさんが分限免職処分を受けた。この処分は、能力不足を理由にしたもので、Aさんは試用期間中に不適格と判断された。市役所内での誤解や不信感が積み重なり、業務ミスが度重なることで不安定な職場環境が作り出された。処分決定には市長の判断があり、詳細な理由は非公表。Aさんは他地方自治体の面接に誤送したメールや、プライベートなガス契約のトラブルが問題視された。
12月31日をもって職を失い、有給休暇を消化する。

この事件は、安定とされてきた公務員の職が揺らぎつつある状況を鮮明に示しています。単に業務上のミスや不適合だけで公務員の地位を失わせる現状に疑問を抱かざるを得ません。制度が個人の可能性を奪う構造的問題を抱えていることが考えられます。これに対しては、上司と人事部門が個別の職員へのケアをもっと徹底し、問題を根本から解決する努力が必要です。また、従業員の声をもっと聞くための第三者機関の設置を促進し、不利な状況に置かれる職員への支援体制を強化すべきでしょう。さらに、採用後の研修や能力評価の透明性を向上させ、適切なフィードバックを提供する必要があります。公務員という立場にはその安定性に期待する声がありますが、それが公平でなければ失われる価値観です。
少々の失敗は成長の過程として認め、自らを改善する機会が公平に与えられるべきだと強く訴えます。
ネットからのコメント
1、いや御本人の説明を読んでいるだけでも公務員というか社会人として問題有りまくりにしか見えない。キツい言い方になるけど役所は託児所じゃないんだから、無遅刻無欠勤は社会人として当たり前だし、逆に遅刻や欠勤なら社会人には事前に有給休暇が時間単位や日単位でとれる仕組みが有る。いくら少子化で売り手市場でも、使えない人間を雇う所は無い。税金から給料払う役所なら、余計にそれは有るだろう。
2、「他の地域の自治体の面接を受けようと、その自治体の人事課にメールを送ったことがあるんです。それがまさか、面接を受けたい自治体ではなく五條市の人事課に送ってしまっていて……。」そんな大事なメールを誤送信するあたり、この手の仕事が向いていないのが明らかですよ。単純労働からやり直したほうがいいと思います。
3、公務員の方が多い職場で、非常勤スタッフとして働いています。採用試験に受かって、公務員にはなったけれど、明らかに仕事のできない・向いていない方というのは一定数います。
この方も、仕事のできる周りの職員が後始末をしているんだろうなぁと想像できます。この記事を読む限り、五條市の判断は正しかったのではないかと思います。
4、公務員の身分は手厚く保護されており、他の職員と比べて著しく能力が劣っていても、一般的には比較的簡単な業務を担当する部署に配置される。それでも処分されるというのは、よっぽど適性に欠けている可能性が高い。このままでは住民や同僚に大きな負担をかけたままになってしまう。問題は、その自覚が本人に無いと思われる点。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5e535f07552f630204753bcad2d318bd22fca9a2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]