【事件概要】
令和6年7月20日に実施された参院選で、参政党が比例区で14議席を獲得し躍進を遂げた。横浜商科大学の田中辰雄教授の調査によれば、参政党支持者の多くは従来自民党を支持していた保守層、あるいは投票に無関心だった保守的有権者で、特に20~40代の若年層に支持が集中した。
自民党のリベラル寄り政策への不満が離反の要因とされ、自民が20~30代において第一党になれなかったことが明らかになった。過去に自民へ投票した有権者や投票に行かなかった層の一部が参政へ流れたことも判明した。
【コメント】
今回の参院選での参政党の急伸は、単なる新興勢力の台頭ではなく、政権与党の自民党が保守層の信頼を失ったという深刻なシグナルである。特に20~40代の若年保守層が明確に離反した事実は、自民のリベラル傾向が支持基盤と乖離している証拠だ。
問題の本質は、自民党の中枢が有権者との「思想的一体性」を軽視し、政策判断を国民感情から遊離させた点にある。
加えて、保守層を当然の支持者と捉える慢心が、参政党の台頭を許した。
対策としては、①党内の政策多様性を活かし、保守派の声を具体的政策に反映させる、②若年層との直接対話を重視し、SNSなど双方向の発信手段を強化する、③党首選の透明性と多様性を確保し、実力者の登用を妨げない体制に改める必要がある。
保守であることを恥ずかしがる空気が蔓延する政治から脱却し、真に価値観を共有できる政治こそ、信頼の再生につながるだろう。現状を放置すれば、自民党は岩盤支持層すら支えとできぬ空洞政党に成り果てる。
ネットからのコメント
1、今回自民党以外に流れた層は、石破首相になってからの内閣を見て「高市さんの事は応援したいけれども、自民党に入れると石破政権時代の閣僚達も利する事になる」と思うと、自民党への投票をためら元支持層も出て来ると思われます。その辺りを含めて高市さんには重積がのしかかって来ると思います。
2、石破なんかを総理にするくらいなら、高市を総理にしていた方がずっとマシだった。
なぜ、土壇場で石破に決まったのか?どうして自党を繰り返し裏切ってきたヤツを総理にしたのか?また裏切ると考えるのはごく常識的な結論であり、シャーロック・ホームズじゃなくたってわかることじゃなかったのか?疑問は尽きない。
3、高市総裁になる為には両議員総会で石破を降ろさないといけませんが その時に岸田石破を除名処分して欲しい。安倍時代の自民党は選挙に強く安定多数の議席数だったのに岸田石破が少数与党になるまで議席激減させた罪は重い。一度離れた保守票が戻るか?疑問ですが岸田石破を除名処分すれば 自民党が生まれ変わるヤル気が見えると思います。岸田石破は自民党だけでは無く日本に多大な損失を与えたので 議員辞職でも良いくらいです。
4、党内野党とか、政教分離の原則に反した政党とか、日本独自のよーわからん忖度政治が、グローバル化して他国が政治に介入してきた現在にそぐわないというのが、今回の選挙からみえてきたことじゃないですかね。国民も自分の生活は自分で守る気概をみせないと、どんどん他国に搾取されるようになりますよね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5626f9a98679763645616e3a7bb8a6ebc85c718c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]