日本政府が来年度の国の予算案を閣議決定し、防衛費を過去最大に増額したことに対し、中国外務省は強く反発しました。中国側の懸念は、日本の右翼勢力が再軍事化を進め、軍国主義を復活させようとする意図があるというものです。報道官の林剣氏は、高市総理大臣を名指しして、日本が平和発展の道を逸れて危険な方向に進んでいると警告しています。
さらに、日本の「敵基地攻撃能力の保持」や「沿岸諸島の前線基地化」などの施策が専守防衛の範囲を明らかに超えているとして批判されました。中国は平和を愛する国々と連携し、軍国主義の復活を断固阻止する姿勢を強調しています。

この状況は、日本の防衛予算増額が周辺国に与える影響を考慮しない結果であり、地域の緊張を高める可能性があります。防衛費の増額が実際の安全保障につながらない限り、ただの軍拡競争となるリスクがあるのです。問題の本質は、防衛政策が透明性を欠き、地域の安全保障環境を悪化させることにあります。解決策として、まずは防衛費の増額の目的や必要性を明確に説明し、地域の緊張を緩和するための対話を重視することが必要です。また、多国間の軍事的信頼醸成措置を強化し、地域の安定に寄与する具体的な計画を提示することが求められます。
さらに、国際社会との協調を図り、軍縮や信頼醸成の努力を示すことが重要です。日本が平和的発展の道を外れてしまえば、それは単なる軍拡競争の一環であり、真の安全保障にはならないことを認識する必要があります。
ネットからのコメント
1、「軍国主義復活」と日本を批判する中国外務省の発言に、多くの人が感じたのは「どの口が言ってるんだ」という違和感だろう。周辺国に対する威圧的な軍事行動を常態化させ、力による現状変更を進め、国防費を世界有数まで膨張させている国からの発言としては、説得力はほとんどない。日本の防衛費増額は、ウクライナ侵攻や台湾情勢など安全保障環境の急激な悪化への対応であり、侵略の準備ではない。専守防衛と文民統制を守り続けてきた国に軍国主義のレッテルを貼る前に、自国の行動が国際社会からどう見られているのかを直視すべきだ。他国を非難する言葉が、そのまま自己紹介になっているようにしか聞こえない。
2、中国の防衛費を見れば良い、鰻登りだ。日本の防衛費が上るのは彼の国のその増加の問題、他国の内政干渉する前に自国の覇権的戦狼外交と経済侵略やサイバー攻撃やめたらどうなんだ
3、日本は、もっと軍備を増強すべきだ。中国の軍事費と比べれば、日本はあまりにも少なすぎる。正直、少なすぎて話にならない!高市は、なぜ中国の軍事費がいくらなのかを聞かないのか。日本の何倍あるのか、知っているはずだろう。だから聞けない。一度でも聞けば、中国はすぐポツダム宣言を持ち出してくる。それが現実であり、真実だ。
4、ずっと独裁主義、軍事力顕示のお国に言われたくないな。いくら日本が過去に軍国主義だったとしても、どこかのお国と違って一般市民を戦車で踏み潰すなんてのはしたことないだろ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1ea7e0032af8aec6b0360f16dda0fafe63a8376c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]