事件概要:2025年7月24日から27日にかけて、歩数と健康リスクとの関連に関する複数の研究結果が発表されました。日本の毎日新聞、糖尿病ネットワーク、Newsweek日本版に基づくデータによると、1日あたり7,000歩以上のウォーキングが2型糖尿病、心血管疾患、がん、認知症、うつ症状のリスクを低減させることが示されました。
特に、1日7,000歩のウォーキングを行うことで、心血管疾患の発症リスクが25%、2型糖尿病のリスクが14%、認知症リスクが38%低下するとされています。日本の厚生労働省は「健康日本21」計画の一環として、1日の歩数目標を平均7,100歩と設定していますが、歩数と健康リスクとの因果関係には選択バイアスや交絡因子の影響もあるとの批判もあります。
コメント:歩数が健康に与える影響についての研究結果は、健康維持を意識する上で非常に重要な示唆を提供しています。しかし、この結果に対する過剰な期待や誤解を避けるべきです。1日7,000歩を超えることが健康リスクを低減させるとはいえ、これは単にウォーキングだけが解決策ではなく、生活習慣全体を見直す必要があります。歩数だけに頼らず、バランスの取れた食事や十分な睡眠、ストレス管理など、総合的な健康維持のアプローチが求められます。さらに、選択バイアスや交絡因子の影響を考慮に入れた上で、今後はより精緻な研究とエビデンスに基づいた政策が必要です。私たちが取り入れるべきは、数字に囚われることなく、健康全般を見据えた生活習慣改善です。
ネットからのコメント
1、1日1万歩歩いたところ、膝の軟骨がすり減る「変形性膝関節症」になり、寝たきりになった人を知っています。何事も、無理は禁物なのだと思います。インソールがきちんと入ったランニングシューズで歩く必要がありますし、1日6000歩が理想と言われています。早朝や夕方など、涼しい時間帯に歩くのが良いかもしれませんね。ただし、夜道は誤って用水路に転落する可能性もあります。気を付ける必要があると思います。
2、毎日沢山歩くには体重も減らしておきたいところですね。タンパク質と野菜も適度に取って。今の季節は早朝か夕暮れに歩くのが良いと思います。歩いは大きなショッピングセンターの中ででも。ジムで行えば、歩きながら学習も出来ます。筋肉量を保つにはスクワットが良いそうです。握力や噛む力も意識したほうが良いでしょう。ストレッチもやり方が沢山あります。交通量が多い大きい道よりも、裏道のほうが良いと思います。2、3駅となりに買い物に行くときは往路だけ歩くと行った工夫も良いかも知れません。知っておいた方が良いことは多いですね。
3、仕事で毎日1勤務あたり1万5千歩以上歩いています。むしろ歩きすぎで足が痛くなりますが。仕事なので仕方がないんですけど、歩き過ぎると逆に健康に悪いと言うのを聞いたことがありますね
4、在宅勤務をしてから思ったのは、通勤ってのは思った以上に運動しているんだなという事。毎日駅まで、職場まで歩き、ビル内も歩くことになる。外出があればそれでもまた歩く。家に帰ればそれだけで1万歩を超えていることも。フルリモートは楽だと思うけど、その代償として体が弱っていくと思う。適度に出社しつつそれ以上の運動も織り交ぜつつ健康を考えていかねばならないね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/d3cb70499246874dcb5bb4e3756fcc60f477f8fa,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]