中国では11月11日、アニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」の上映が最終日を迎えた。この作品は公開開始から28日間で6億7500万元(約150億円)を超える驚異的な興行収入を達成し、多くの観客を引きつけた。しかし、通常ヒット作の上映が延長される中国において、今回は延長されなかった。報道によれば、日中関係が高市早苗首相の台湾有事に関する国会答弁後に緊張を増していることが、今回の判断に影響を及ぼした可能性があるとされている。
配給元であるアニプレックスは、この決定を明らかにした。

この事態は批判が必要とされる。まず、映画の上映中止が政治的緊張という非映画的な要因によるものであることが問題である。映画鑑賞は文化交流の一環であり、これを政治的理由で制約するのは問題の本質を見失っていると言える。特に、中国ではヒット作の上映が延長されるのが通例であるだけに、この例外的措置は制度の柔軟性の欠如を示している。また、このような措置は、長期的に見て文化交流の停滞を招く恐れがある。解決策としては、政治的問題と文化交流をはっきりと分け、映画業界の判断を独立させること、中国内での映画選定基準の透明化、国際的な文化交流を促進する方策を打ち出すことが求められる。文化交流は国際社会の懸け橋であり、政治を越えてその価値を尊重すべきだ。
ネットからのコメント
1、もっと早く打ち切りにしていただいてよかったんですよ。第二章、最終章なんて絶対上映しないでくださいね。日本のアニメ映画なんて腹立たしくてしょうがないでしょうから。
2、オールドメディアはこの話題いつまで報道するんだろうか。国民まで対立に巻き込まれるだけだし、わざわざ一挙手一投足を報道せず、政府レベルで粛々と事実を諸外国に発信していけばそれでいいんじゃないの?毎日相手の屁理屈を聞かされてみんなうんざりしますよ。
3、だから結局そういうこと。最初から上映禁止にできなかったのは、禁止にしたら国内のデモや暴動に繋がりかねないと判断したから。逆に、禁止されたアーティストは、たいして影響力が無いと習近平に見放されたということ。それを「高市のせいだ!」「中国に謝れ!」といった批判をしたのは小者と判断された事実を受け入れないと、よく知らない人が喚いているだけという判断になってしまう事に気がついた方がいい。
4、公開を途中で打ち切らなかったのは、中国での人気さゆえに映画館の収益が他の作品よりも見込めて、さらに国民の不満が高まるのを恐れてでしょう。
要は日本を叩いておきながら、日本のコンテンツで儲けようとの魂胆があってかつ、国内不満の最小化を図りたいって、ダブルスタンダードな姿勢の表れだ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/047d78c84317a8dfd551524d146c4cf7e91b8950,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]