日本ハムは、国内FA権を行使して巨人に移籍した松本剛外野手の補償として、人的補償ではなく金銭補償を選択することを11日に巨人に正式通達しました。松本選手は今季の年俸1億1000万円(推定)のBランク選手に該当し、その補償額は年俸の60%にあたる6600万円となります。日本ハムは今月初めに巨人から「人的補償リスト」を受け取り、関係者は結果が持ち越されることはないと述べていました。
FA制度では、年俸ランクに応じてAランクとBランクの選手には人的補償または金銭補償が発生し、このケースでは金銭補償が選ばれました。

この状況は、日本プロ野球におけるFA制度の現状を浮き彫りにしています。球団が獲得する選手のランクに基づいて補償内容が決まる制度は、球団間のバランスを保つ手段ですが、特に金銭補償が選ばれるケースに対しては議論が尽きません。まず、補償としての金銭が短期的な利益にすぎず、球団の将来の戦力強化につながるかどうかは不透明です。さらに、選手の人間的価値が数字で評価されることにも疑問を感じます。制度の見直しには、以下の案を提案します:若手選手の育成に資する人的補償の強化、補償金の地域貢献への活用、FA制度そのものの透明性向上です。この議論は、選手の職業人生とファンの期待を確実に反映し、多様な価値観を尊重するプロ野球界を築くための重要な一歩です。
ネットからのコメント
1、ハムとしても今年の成績じゃ大幅減俸で複数年も無理。しかも矢澤五十幡も伸びてきて使いたい選手も多い。おそらく松本の機会は大きく減るであろう。巨人としても右の外野手は欲しいけど人的補償はネック。色々大人の話し合いがあって今に着地してるんだろうね。松本が出場機会増やして契約期間中に活躍すればみんなが幸せになる移籍なのでがんばってほしい。
2、辰巳はともかく桑原をスルーして松剛は少し不自然だから筋書き通りの巨人入りかな。ほぼ金銭トレードみたいな物だけど金銭トレードよりも名誉が保たれるもんな。実質、巨人はオコエの穴を金銭トレードで松剛を獲得。そう考えると、良い補強だな。
3、今シーズンはFA権を取らせるために出場数を稼いでいましたし、ファイターズでの居場所が無くなってきた松本選手のための巨人への移籍だったように感じます。年齢的にも成績的にも巨人ファンから不安視されている中で、さらに人的補償で松本選手の立場が悪くならないように球団としても配慮したのではないでしょうか。
4、子供の頃から生粋の巨人ファンだったらしいからドラフトで入ってチームに貢献した選手に対する日ハムの温情を感じる。
粋に感じて活躍してほしい。応援してます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/749b6f43e6e1b5e1776f637ca4d74d86d521eb59,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]