トランプ大統領の第2次政権は、強引な政策と広範囲に及ぶ圧力を特徴としています。彼は高関税政策を推し進め、同盟国さえも翻弄させ、国際的な不信感を招いています。ロシアとの問題ではプーチン大統領に屈し、その他の紛争地域にも効果的な影響を与えていません。また、政府機関の改革ではイーロン・マスクが主導となり、法を無視した強引な手法で批判を受けています。

金融システムに対する挑発や選挙制度、司法制度への改革も進められており、これらが経済市場に混乱をもたらす可能性があります。アメリカの経済政策は過去の大恐慌を引き起こした政策と酷似しており、専門家からは警告の声が上がっています。世間を欺くトランプ流のディール手法が、さらに国際的な動揺を招いています。

トランプ政権の様々な政策は、その根本に多くの問題を抱えています。まず、彼の外交姿勢や関税政策は、世界中で不信感を生むばかりでなく、経済の安定を著しく損なっています。次に、彼が進める国内改革、特に政府機関への直接的圧力は法治社会を揺るがし、腐敗を助長する恐れがあります。最後に、金融市場や司法制度に対する脅威は、持続可能な社会を実現するための基盤を揺るがします。これらの問題を解決するために、まずは外交においてはより協調的なアプローチが必要です。

各国との信頼関係を築くことで、国際的な地位を回復することから始めるべきです。そして、政府機関や司法制度については、透明性を確保するための独立した監視機関を設置し、法の下での公正な運営を保証することが急務です。さらに、金融政策においては中央銀行の独立性を確保し、政治介入を防ぐ仕組みを強化する必要があります。トランプ政権はその政策の見直しを迫られています。彼の政策が過去の過ちを繰り返すことになれば、アメリカだけでなく、世界中がその影響を被るでしょう。このまま進むならば、我々は再び深刻な経済危機の犠牲者となる可能性が高いのです。政策の再考と持続可能な未来の構築が急務です。

ネットからのコメント

1、大恐慌になる可能性はそこそこあると思います。そこまでならずとも世界経済や世界情勢にかなりインパクトあることがそう遠くない将来に待ってると思います。理由は簡単ですが、これまで先進国を中心にここまで成長や発展してきた構造を変えてしまったからです。安心、安全、安定といった貿易（経済）や防衛などにおいてバランスが取れたこれまでの構図や構築したものを破壊してしまったのでこれまでとは変わるのは間違いないでしょう。

米国は世界から乱獲しようとしてます。強欲に乱獲しようとするとどうなるか。いずれ獲る物がなくなり枯渇するでしょう。バランスはすでに崩れてるのでその影響はいずれ出ます。すぐに現れるものではないので。すでに米国のやることに皆は麻痺してるようですが破壊されてそこから亀裂は徐々に広がり進んでます。目に見えたときにはもう遅い。実の無い株価の急上昇など見てもどこか既視感があります。

2、そう遠くない将来に、アメリカでインフレが加速し、トランプ政権は支持率が著しく下がると予想する。言うまでもなく、トランプが各国に課した追加関税は、最終的にはアメリカ国内の消費者が負担することになるからだ。私達日本人から見れば、トランプ支持者の気持ちは容易には理解しがたいが、問題は、日本でもトランプと政治的主張が瓜二つの政党と代表者が躍進している点だ。どちらも、従来の法治主義と自由民主主義を軽視し、国際協調をないがしろにし、ロシアに宥和的である点等の共通点がある。私達日本の有権者はトランプを見て、他山の石としなければならないと感じる。

3、実績、結果はどうでも良く、ただ単に大衆に話題となる行為だけしかしない、いわゆる「ええカッコしい」の政治家が如何に多い事だろうか。トランプ然り、安倍晋三然り、高市早苗然り、国民民主の玉木然り。彼らは中身や実現性など問題ではなくうわべの格好良さで国民に訴え勝負するポピュリストに他ならない。私達はうわべの格好良さや耳障りの良い言葉に惑わされずに、彼等の品格、人間性をしっかりと見極める事です。

4、我々も今やトランプはやりたいことを何でも好き勝手できるような気がしてきてるが、本当はそんなはずはない。実際には長年にわたり整備されて来た法律で縛られていて、制度として安全装置が付いているはず。実際トランプの政策に対して訴訟があちこちで起こされているとも報道されてる。でも何年後かにそれらに違法との判決が出るとして、そうなったらまた世界中を混乱に巻き込みながら巻き戻しが起こることになり、またもう取り返しがつかないということもあるだろう。何が言いたいかというと、アメリカの議会と裁判所は真面目に仕事しろって話。