湘南ベルマーレは、来季のJ2降格が決定し、平塚市内でスポーツ評議会の臨時評議会が開かれた。真壁潔前会長は9日に退任し、欧州出張中にクラブを巣立った元選手たちにクラブの現状を伝えた。RIZAPグループがクラブの経営に本格的に乗り出し、会長と社長が11月29日に交代予定。この件に対する真壁氏の不満は強く、移籍金の一部を湘南のグラウンド建設に活用することに意見を持ち、クラウドファンディングを提案した。

複数の企業が増資に興味を持ち、過半数の株式をRIZAPから取り戻すことが課題となっている。クラブの経営方針に異議を唱えつつ、新体制による再建を模索する動きがある。

この出来事は、クラブの伝統と理念を巡る圧力が増大しており、湘南ベルマーレの未来が不安定な状況にあることを示しています。親会社であるRIZAPが「お金を生む会社に変える」という方針は、クラブ本来の価値観である勝利や地域貢献を軽視するものです。この経営方針は、ファンや選手にとって不信感を増幅させる要因となりかねません。経営制度の欠陥と背景を分析すると、クラブの長期的なビジョンの不一致が問題の核です。解決策として、クラブの理念を尊重する投資機会の模索、透明性のあるコミュニケーションの確保、RIZAPとの経営協議の深化が必要です。

スポーツクラブの本質は金銭的な利益ではなく、地域とファンに感動を提供することです。今一度、経営の目的を見直し、真の価値を追求するべきでしょう。

ネットからのコメント

1、>>真壁前会長によると、増資に興味を持っている会社が複数社あるといい今まで数々の問題スポンサーを連れてきてた結果、当該企業は廃業・破産・裁判などになりクラブの財務にも大きな悪影響を与えてきた実績が何度もあるので、話半分にしか受けられない。そもそも前々から金がないと言ってたんだから解任される前に動けよと。>>50％超えの株式を取得しているRIZAPグループから過半数を取り戻すことが喫緊の課題だという敵対的買収で株を取られたのではなくこっちから頭を下げて親会社になってもらったのに、まだ取締役として在籍している最中に「過半数を取り戻すことが喫緊の課題」とかメディアに話してしまう感性が信じられない。選手の話を持ち出してサポーターを味方に付けようとする魂胆もにも閉口。

2、真壁前会長によると、増資に興味を持っている会社が複数社あるといい古くはグッドウィルとか、日本振興銀行とか、ラ・パルレ、リップルとかろくなスポンサーを連れて来れてなかったのに、そんな上手い話しあるのかなあ

3、RIZAPに対して信頼が置けないと言っても株主として連れてきたのは誰なんだ？目先の人参に喰らい付いた結果として母屋を乗っ取られた。RIZAPが信用できるか出来ないか判断するのは現場スタッフ、選手、サポーター。信用できければ次の就業先、移籍先を探すし、サポーターもスタジアムから遠のく。

4、かなり深刻な状態に感じます。まず50%超のシェアがある筆頭株主を追い出すことができるのかが疑問です。増資時に特約を付けていなければ難しいのではないでしょうか。売却に応じてもらえても資金を用意できるのかが第二の疑問。さらに集めた資金はR社に渡ってしまうので球団にオカネが残らない可能性が高い。以前より資金繰りには難がある市民球団でした。気前よく出資してくれるスポンサーが見つかれば良いけれど、前途多難としか言いようがない状態です。