北海道松前町の国道228号で8月19日夜、60代の男性が車を運転中に、体長約1メートルから1.5メートルのクマを目撃し、警戒態勢が強化されています。現場は住宅から約500メートル離れた郊外で、前日にも同じ場所でクマが目撃されました。午後8時40分ごろ、男性がクマを発見し速度を落として通過。その後、Uターンしてクマの様子を見に戻ったが、クマは動かずに座っていました。
男性がクラクションを鳴らすもクマは動じず、男性は近くの駐在所に通報しました。警察による周辺パトロールでクマの姿や痕跡は確認されず、被害報告もありません。警察は住民に注意を呼び掛け、特にクマを見かけても近づかないように進言しています。
事件現場となった国道228号でのクマの姿は、一時的な交通の妨げとはいえ、公共の安全に影を落としています。郊外とはいえ、地域住民が日常的に利用する道路へのクマの出現は、時事的なニュースなどで笑い事にされてはならない問題です。まず問題の背景となる環境は、クマによる人への被害を未然に防ぐための具体的な対応が不可欠です。第一に、警察によるパトロールを定期的に強化し、クマ対策専門のスタッフを配置すること。第二に、住民への情報提供の頻度を上げることで、迅速かつ効果的な対応を可能にすること。
最後に、環境保護視点から、クマの生息地拡大による人間社会との対立を減少させるための長期的な対策を模索することが必要です。全ての住民が安心して日々を送れる環境構築が急務であり、その実現こそが最も重要な価値なのです。
ネットからのコメント
1、いちいち通報せんでいいなどという無責任極まりないコメントもあるが、地域住民の移動経路として国道は欠かせないもので、そこにヒグマが居座っているなどという状況は大事故につながりかねない状況であるため通報は当然の事だし地元民のためにもニュースにすることも勿論重要です。ましてバイクや自転車なら命に関わりますので尚更ですね。松前町ふば新聞配達員がヒグマに殺された福島町や畑被害が出ている上ノ国町のとなり町だし、畑被害が続いている江差町とも近い。道南のヒグマ被害はとても看過できない状況です。先ずは国主導でこの地区でのヒグマに対する徹底的な駆除が必要だと思います。
2、お盆に帰省しましたが、全国ニュースに取り上げられている熊関連のニュース以上に道内では熊の目撃情報や被害などが連日報道されており、異常事態だと思いました。
楽しみにしていた野外でのバーベキューなども熊の鋭い臭覚から取り止めました。夏休みの子供達もうかつに外で遊べないような状況です。人間の居住エリアに当たり前に出没するこの状況は本当に深刻な問題です。行政がもっと予算を投資して対策を講じて欲しいと強く思います。
3、国道沿いのクマの出没は観光客の餌付けが原因で人間に近づくと餌が貰えると学習するのだと思います。それで人里で田畑を荒らすクマが多くなっているだと思う。国道、主な道路に防犯カメラを設置して監視する必要があると思います。条例を制定して、厳しく取締り、懲役刑若しくは高額な罰則金を設定する事です。
4、体長1~1.5メートルからすると、この夏に親離れしたばかりの個体と予想されます。山に食べ物が少なく、親離れしたばかりで知識も少なく人里に降りてきたかな。やはり、個体が増えすぎたのか、このまま居座る事になれば残念ですが人に危害を加える危険性を考えると駆除の対象になるでしょう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/310d2bf4bc577969ca93bd5d8b448247292fa5bf,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]