ロシア大統領府の発表によれば、プーチン大統領は17日に行われた国防省会議で、ウクライナ侵略に関してロシア軍が戦略的優位を維持していると主張し、和平交渉において妥協しない姿勢を示しました。プーチン氏は、ウクライナによる親欧米路線の放棄を求める立場を強調し、欧米によるNATOの集団防衛に準じた安全保障枠組みの合意に対して反対の意向を示しました。

さらに、ウクライナや欧米が対話を拒否した場合には、ロシアが軍事手段により歴史的領土の制圧を達成する意志を表明しました。

ロシアのウクライナ侵略は国際社会において重大な問題です。プーチン大統領が戦略的主導権を維持すると主張し、対話拒否を理由に軍事的制圧を追求する考えを示したことは、現状の異常性を示しています。問題の本質は、国家主権と領土の尊重が軽視され、平和的解決策に見込まれる妥協の可能性が排除されている点にあります。まず、国際社会は連携してロシアに対する外交的圧力を強化し、対話の場を提供する必要があります。次に、避けられない人道的危機を緩和するための支援策を緊急に講じることが求められます。そして、確固たる制裁措置によって侵略行動を抑制する動きが効果を発揮するでしょう。この状況は、国際秩序の維持と人類の平和への意識が試されている証です。

私たちは、問題の根源を見据えた行動を通じて、より良い未来の構築に向けて踏み出さなければなりません。

ネットからのコメント

1、ウクライナは蒋介石を手本に、絶対に妥協してはならない。粘っていればロシアは経済破綻する。そうなったらロシア各地で自立の内戦が始まり、戦争どころではなくなる。長引かせて長引かせてロシアを崩壊に向かわせるのが正解なんだ。そのためにも日本も含めて世界はウクライナを支えなければならない。

2、露軍優勢と言うが、電撃戦ならばともかく、チンタラ進んでいるだけ。これじゃ、その「歴史的な制圧」とやらにどれだけの時間がかかるのだろう？想像もつかない。この夏からのチンタラ進軍も、そろそろ息切れしたんじゃないか。ウクライナも所々で巻き返しているようだしね。

3、プーチンは将来的なウクライナ全土の掌握を望んでいるはずなので、再侵攻の足掛かりになるドンバス地方の割譲は譲らないし、ウクライナのNATO加盟やそれに似た安全の枠組みも決して認めないだろう。

4、日本はウクライナに兵隊がいるうちに陸上装備の支援を始めるべき。ウクライナには失地回復、日本には実践データと自衛隊の装備改新を。

ドローンや情報戦など現代戦争は明らかに違う。自衛隊も進化しなければいけない。