中国空母「遼寧」打撃群は2025年12月12日、防衛省が発表した内容によれば太平洋に進出し、沖縄本島と宮古島間を通過し東シナ海へ向かいました。演習は大東諸島周辺海域を一周する形で行われ、補給艦との合流により洋上補給訓練が主目的とされ、短期間の進出でした。空母「遼寧」の艦載機が約260回発着艦し駆逐艦「西寧」「開封」「南昌」と補給艦「呼倫湖」が随伴していました。
この動きは12月9日の中露合同爆撃機編隊の進出に関連し、12月10日にはそれに対抗する形でアメリカ軍が日本海にB-52爆撃機を展開しました。

中国の軍事行動は地域の安全保障に新たな不安を醸し出しています。特に、中露の合同演習は、日本を含む近隣国に対する脅威となり得るものです。この事態は、いかにして地域の緊張を緩和し安定を図るかを示唆する重要な現象と言えるでしょう。現行の国際法の枠内での対応が困難になってきていることが明白です。特に、こうした行動が単なる訓練に過ぎないのか、それとも更なる軍事的意図が潜んでいるのかを国際社会が注意深く観察し続ける必要があります。具体的な対応としては、①国際的な圧力をかけつつ、外交対話を維持・強化すること、②地域の安全保障協力の強化・拡充、③議論を通じて国際的な監視メカニズムの設置を検討することが挙げられます。
価値観の相違により、武力による威圧が国家間の信頼を損なうことを警鐘として捉え、対話を基盤とした持続可能な平和を追求すべきです。



ネットからのコメント
1、台湾統一をはじめとした西太平洋の本格進出と考えるなら、当たり前の作戦ルート。中国の認識は次の通りだろう。
尖閣 :台湾領土なので、台湾統一の際は一緒に統一(内政問題)八重山:元々中国領土なので、単なる領土回復 ※ 沖縄自体もそうだが大東 :台湾統一、その後の西太平洋覇権に向け、できれば先に獲得3つの地域の防衛強化が本当に急がれる。
2、このコースは、台湾有事に際し、宮古•八重山諸島をまず押さえること、 大東島による広大な領海•EEZを押さえることを意図していますね。この地域の首長の知事、どう考えますか?もし親中•本島優先で何も動かないなら、宮古•八重山諸島及び大東島を、離島管理に慣れて、予算規模もある東京都へ編入も手かもしれません。(石原サンの考えの延長)そうすれば東京港や羽田からの航路・直行便、都内学校の修学・体験学習合宿先•都民割等による経済活性化、施設の改善(緊急対応可能な空港•港湾の拡充含む)、学校も本島ではなく都内高校等への進学ルート拡大•都民移住等、さける予算も潤沢。減少一方の人口対策にもなる。一考の余地あるかもしれません。
3、遼寧×J31ではまともな発艦が出来ないと聞いています。J31の絶対的なエンジン出力が足りないため遼寧の甲板ではジャンプ台から飛び出した途端に海面スレスレまで降下するのだとか。
フルロードでの発艦はもちろん不可能です。つまりこれは図体のデカい船で遊覧航行を行いデモンストレーションしてるわけです。はっきり言うとわが国の近海で航行時に交戦状態に入ると一発で撃沈されます。これはわが軍も同じ事で、だから台湾周辺で交戦状態になると双方ともに多大な戦艦の犠牲が伴います。結果として機材の優劣もあり日米連合軍の方が強力。そういう事です。
4、社民党や共産党が自衛隊戦力の放棄を訴えてるけど、日本の安全保障を妨害して中国の軍事拡張に貢献している。高市総理の答弁一つで空母まで出動させて脅迫する厄介な隣国抱えて話し合いで何とかなるとは危険な企みで腹立つ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/7c0aa87fe607fbf84784d0145496622d2ab45ab4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]