このニュースでは、経済対策として高市首相が掲げる「お米券」に対する異議を交野市長が唱え、市民への実効性の乏しさを指摘しています。高市政権は21兆円の総合経済対策を提案し、国会での成立を目指していますが、その中の具体策が問題視されています。11月17〜23日のコメの平均価格が5キロあたり4312円と歴史的に高水準である中、交野市の山本市長は「お米券」を配らない方針を示して、上下水道基本料金免除を提案しています。
専門家や米販売店の意見も、お米券の効果が限られていると指摘しており、根本的な物価対策が求められています。

高市政権の「お米券」経済対策については、現状として非常に異常と言わざるを得ません。高騰する米価を踏まえた政策として、減反政策が根本的な問題であるにもかかわらず、適切な対応がなされていません。この経済対策は表面上の解決に過ぎず、深刻な社会問題を引き起こす制度の欠陥が隠されています。第一に、政府は生産調整を見直すことで米価の高騰を抑えるべきです。次に、エネルギー政策を改良し、円安を是正することが必須です。そして、現金給付や賃金の引き上げを通じて、直接的な生活支援を行う必要があります。現状では、庶民の苦境を救い出すどころか、痛みを増すばかりで、一刻も早い改革が求められています。国民のために行動を起こさねば、政府の存在意義が問われるでしょう。
ネットからのコメント
1、米価高騰で消費者が米離れを起こしている一方で、中間業者の倉庫では新米が積み上がっている来年9月までという期限を考えても、お米券は次の新米が出るまでに今年の在庫を高い米価のまま吐き出したいという業者の思惑を多分に汲んだものとしか思えないなぜならこの我慢比べ、ほっとけば業者が値段を下げて在庫をリリースするという結末がほぼ見えているからだにも関わらずお米券を配って売り手市場を維持するというのは、消費者目線だと実に不合理
2、マイナンバーカードに紐付けされた口座に、現金を振り込めはいい。1番簡単で、手間もかからずコストも安い。その分、4000円のお米券じゃなくて5000円くらいの現金を振り込めるはずだ。マイナンバーカードを作った意味は、こういう時のためでもあったはず。今こそ活用すべきだ。マイナンバーカード発行枚数は1億枚を超えた。ほとんどの人が持っている。持ってない人には、役所に現金を取りに来てもらえばいい。取りに来れない人は、代理人(マイナンバーカード保有者)に取りに来てもらえばいい。
一部の人のために余分なコストがかかり、多くの人に回るはずの現金が減額されるのはおかしいと思う。
3、これだけ批判の多いお米券政策は再検討すべきだと思います。鈴木農水相は、JA・全農への利益提供とコメ価格高値維持が目的でお米券政策を推進していますが、心ある主要な自治体の首長の方々は、殆ど反対しているように思います。私の周りの人達も殆どがお米券政策に批判的です。しかも税金の無駄使いでしかないのではないでしょうか?
4、トップがおこめ券に固執するのであれば、「需要に応じた生産」と強く言いながら、需要を見誤った職員の賞与をまずおこめ券で支給していただきたいです。そうすれば制度の不便さと非効率を自ら体験し、消費者や自治体に提案している矛盾を理解できるはずですね。水田の「中干し」はメタンガスを削減し、分げつを促進させますが、団体への「中抜き」は税金から住民に届く支援が目減りされて、他への収入に繋がるでしょう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a20c9911b0764ae62f2ae54ed9aaddd6027344f1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]