中国軍機が日本の自衛隊機へレーダー照射を行った事件について、中国メディアは事前に通知を行ったとして反論しています。具体的には、6日午後2時10分に中国空母「遼寧」打撃群が艦載機の飛行を計画通り実施すると日本側に通知し、日本の護衛艦がその受信を確認しました。このような音声のやりとりが中国側から公開され、中国は自身の正当性を主張したい意図があるものと見られます。

この事件は、国際的な軍事活動における基本的な信頼と安全性の問題を浮き彫りにしています。自衛隊機へのレーダー照射は通常、敵対的な行為と見なされるため、危険な緊張を生む行為といえます。双方が互いの軍事活動に関する情報共有を強化し、誤解を防ぐための措置を講じる必要があります。具体的には、対話を通じた定期的な情報交換の場を設けたり、第三者機関による監視体制を導入することで、軍事的な緊張を緩和する努力が求められるでしょう。国際関係においては、相互の信頼を築くことが平和と安定に不可欠であり、それが欠如した状況では、事態は悪化の一途を辿る可能性が高まります。
ネットからのコメント
1、音声聞いたら中国語で通達してますよね。疑問なんだが、ふつうは英語でやり取りしませんか?そして日本側は英語で返答。
仮に中国語で通達、日本側に中国語がネイティブに理解出来る人がいたとしたら中国語で返しませんかね。何故なら意志疎通を正解に図る為。後、中国側も英語の返答がわかるのなら英語を話せる人だと思うし、では何故初めから中国語じゃなく英語で通達しないのか?このやり取りは、凄い矛盾だらけなんです。
2、訓練通知がされていようが領空侵犯の恐れが有れば監視活動のためにスクランブルはするのは当たり前。しかし、その相手機に向かって照準レーダーを当てる事態は常識的におかしいだろう。そう思わない所は今まで他の国の航空機に行った所業と同じく異常です。航空機の進行方向でフレアを発出してエンジンに吸い込まれたら墜落もあり得る事を平然と行い、その行動を正当化するとか軍隊と言うよりもゲリラと同じレベルです。こんな組織を合同訓練などに招待は出来ないね。
3、本当にそのようなやり取りがあったのなら、日本側でもそのような音声データがあるはず。そんなデータはあるはずもなく、そんな通知はそもそもなかったと、日本側はしっかりと再反論してほしいですね。
4、中国が提示した音声は艦船同士での「訓練を行う」という一般的な通告に過ぎず、問題視されているレーダー照射とは全く別次元の内容である。日本側は事前通告を受けていないと明言しており、さらに偶発的衝突を防ぐためのホットラインも中国側のみが応答しない状況が続いている。つまり、危機管理の仕組みが一方的に機能していない時点で、問題の所在は明らかだ。加えて、中国は具体的な証拠ではなく「物語」を提示する傾向があり、今回も録音を根拠に日本側を非難している。しかし、もし自らの正当性を主張するのであれば、照射時のレーダー記録やパイロットの交信記録を公開すれば即座に決着がつくはずだ。それを頑なに示さないのは、裏付けが存在しないことを自ら証明しているに等しい。結局、中国の対応は論点のすり替えに過ぎず、透明性を欠いた姿勢こそが問題の核心である。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/00c8a966d1606327d298f39f5de316fa606f054d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]