ロサンゼルス・ドジャースは、ニューヨーク・メッツからフリーエージェントとなっていたエドウィン・ディアズと契約合意を結びました。日付は現地時間の12月9日で、日本時間では10日。この契約は3年間で6900万ドル、約107億円に及びます。ディアズはこれまでMLB通算253セーブを挙げており、今季62試合に登板し、防御率1.63で28セーブを記録しました。

ドジャースは昨季、タナー・スコットと大型契約を結びましたが、彼は期待された活躍を始め、ペースを欠いた成績が続いていました。特に後半戦ではセーブ失敗が目立ち、ポストシーズンでも登板がないまま離脱していました。これに対し、ドジャースはリリーフ陣の補強に成功し、ワールドシリーズ3連覇を目指す大きな一歩を踏み出しました。

コメント：

この契約の背景にあるのは、ドジャースのリリーフ陣の不安定さに対する対策です。スコットが昨季期待を裏切ったことで、チームはその穴を埋めるために迅速に動く必要がありました。チームの優勝への戦略を考えると、エドウィン・ディアズの加入はまさに理にかなっています。まず、契約金の妥当性についても議論が必要です。経済的な観点から、リリーフ投手にこれほどの資金を投じることに対する疑問が呈されることもあるでしょう。

過去のセーブ失敗が多発したケースを踏まえ、セーブ機会の質をいかに向上させるかが次の課題です。さらに、ディアズと既存の投手陣との連携を深め、総合的な守備力を高めることが求められます。この補強はただの数字以上に、チームとしての団結力と士気の向上を狙ったもの。大胆な動きが吉と出るか、しっかり監視していきたいところです。

ネットからのコメント

1、３年で取れるなら、QOは目を瞑ったと言う形で、決断力のある素晴らしい補強ですね。スコットが目立ちましたが、今年はとにかく誰が投げても不思議な位9回に打たれて炎上することが多かったので、とにかく、絶対的なクローザーを確立と言う大きな課題への解決策を打ち出したフロントは素晴らしい。変にお金をケチって中途半端な実績のリリーフを取ることが1番の悪手だったと思うのでそれをしなかったのは流石の一言。

2、9回があのトランペットから始まるとなるとかなり盛り上がるな。ドジャースがどうアレンジ加えてくるのか今から楽しみ。しかし、ドジャースのフロントはとんでもねーな。今年の弱点を最良の補強でしかもこの上ない補強。

後は、高年齢化している野手陣が今年と同じパフォーマンスならば3連覇が現実味を帯びてくるかな。

3、もしこの記事の通りディアスを獲得できたなら来シーズンの補強の最高のパーツが埋まった事になる。それも契約期間が3年と短いのも朗報だ。スコットも復調すればダブルストッパーにもできるし、彼を中継ぎにすれば強力なブルペン陣が完成すると思う。それにしても欲しい選手を確実にゲットするドジャースのフロントは凄いと思う。

4、エンゼルス時代の大谷、今シーズンの山本をみていて何度も中継ぎ、クローザーで勝ちを消されてたから強力なクローザーの加入は心強い。メジャーは勝ち星はサイ・ヤング賞等、投手評価の重要ポイントにはならないが、やはり多いにこしたことはない。来シーズンに向けて非常に楽しみな補強ですね。