青森県では、2023年10月8日午後11時15分頃、震度6強の地震が発生。震源は青森県東方沖で深さ54キロ、マグニチュードは7.5と推定された。気象庁は「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を出し、該当地域に今後1週間の備えを呼びかけた。津波は最大70センチを岩手県久慈市で観測したが翌朝までに警報は解除された。北海道、青森、岩手、宮城、福島の5道県で計9282人が避難し、51人が負傷。
青森県では国道394号で路面が陥没し、1台の車と男性が巻き込まれ負傷した。約1365戸が断水するも、ほぼ復旧。また、小中高校315校が休校。使用済み核燃料プールの水がこぼれたが、安全には影響なし。

地震による影響は社会の公共安全に対する懸念が高まり、批判が浮かび上がる。まず、青森県での震度6強の地震は想定された地域に大きな影響を与えているが、これが初めて発表された「後発地震注意情報」がいかに適切であったか疑問が生じる。制度開始から1年にも満たないのに、住民にとっては準備不足という印象が否めない。問題は制度の周知とその効率性にある。迅速かつ正確な情報共有、高頻度の備え訓練の実施、そして公共インフラの耐震化が求められる。特に地震後の迅速な断水復旧は評価されるが、それに対する事前対策が整っているとは限らない。
極度の緊急事態には、制度の欠陥が浮き彫りにされる。これを教訓に、普段から市民が災害への備えを徹底することが不可欠であり、楽観視せずに社会全体の防災力を向上させる機会とすべきである。


ネットからのコメント
1、怪我をされた方の中には大変な思いをされている方もいるかもしれませんが、あれだけの地震でこれだけの状況ですんでるということはすごいことだと思います。誇らしいというだけでなく、さらにこれからくるかもしれない大地震に対する不安も軽減される。日本に生まれて良かった。
2、被災された方には申し訳ないですが、他の方のコメントにもあるようにこれだけの大きさの地震で怪我人が51人で済んでいるというのは、長年かけて地震に強い国づくりをしてきた証ですね。いろいろと言われるけど、日本という国も日本人も強いと思います。油断せずによく備えて、南海トラフ地震も乗り切りたいです。
3、51人でおわってるのがすごいこと。地震後に消防や救急車なるかなと思ってましたが私の住む町は震度5でもシーンとしてました。更に強い地震が来ないことを願ってます。今年は屋根の雪下ろししないと危ないかもしれません。
4、最大震度6強でこれだけの被害で終ってるのは本当にすごいと思います。建物の耐震性や備えが良いとも言えるし、地震で壊れるべきものは既に失くなって耐えられるものだけが残っているとも考えられる。ただ、災害後の避難所の環境等は他の先進国に遅れを取っているとも聞きました。災害対応も含めた防衛力の強化が必要と思っています。
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