2023年12月13日に中国の南京市で南京事件の追悼行事が行われ、その際中国共産党の幹部が日本に対し「軍国主義復活の企みは失敗する」とけん制する発言をしました。この行事では午前11時にサイレンが鳴り響き、市民が黙とうを捧げる中、厳粛な雰囲気が広がりました。式典で旧日本軍の行為に対する非難があり、現在の日本の状況にも触れられました。
現地でも日本に対する批判の声が聞かれる一方、冷静な受け止めもあり、歴史は認めつつ、未来の協力を拒むべきではないとする意見もあります。日本大使館は情勢を受け在留邦人に注意を呼び掛けています。

この事態は、歴史に基づく緊張が未だに日中関係に影響を与えていることを示しています。過去の痛ましい事件を振り返り、追悼することは極めて重要ですが、同時に、未来に対する冷静で建設的な対話が求められます。南京市民の一部からも聞かれるように、歴史を認めつつ、両国が協力し問題を克服する必要があります。また、国内外での言論が再び対立を煽らないよう慎重な行動が不可欠です。具体的な解決に向けて、外交的な対話の場を定期的に設けること、歴史教育を通じた相互理解の促進、そして経済や文化の交流を通じて信頼を深めるアプローチが効果的となるでしょう。
これらの措置により、過去の事件を乗り越えた新しい関係が築かれることを強く望みます。
ネットからのコメント
1、まだこんな時代錯誤なことを言っていることに少々飽き飽きしている。中国共産党は第二次世界大戦の勝利?を現在の国際秩序の起点とすることに固執するが、実際の世界秩序はソビエト崩壊と冷戦終了が起点。しかし1991年以降の秩序では中国の主張はほとんど正当化できないし、1945年に戻れば「戦勝国」「被害者」「正義」の物語が成立する。だから中国は政権正統性の柱としてこれらの「物語」を放棄出来ないし、現在の秩序では勝てない国家だからこそ、起点を過去にずらす。
2、中国は、日本への内政干渉をしないで頂きたい。軍事費を増やせということは、米国の要求でもありますから、軍事費の文句はトランプ大統領に言えと言いたい。ただ、日本の近くに危険な軍事大国があるし、トランプ大統領は同盟国よりも商売を大事に思う人物なので、日本は少しでも自立的な抑止力を身に付ける必要があると思います。
3、中国は「世界の中心は自分たちであり他の国は中国の意向に従うことが当然であり異を唱える国は中国の敵で世界の敵」だと本気で思ってるんでしょうね。
なので、世界の各国はお互いを認め合いお互いを尊重しあうということに理解など不可能だということでしょうね。
4、どうして共産主義独裁国家というのはこうも愚かなんでしょうか。日本が軍国化している、などと主張している国も、高市首相の存立危機事態発言を非難している国も、ほぼ中露北だけです。しかもそういう国に限って他国を侵略したり、領空領海の侵犯や近隣飛行を繰り返したり、他国近海にミサイルを撃ち込んだりという暴挙を繰り返す国です。独裁や共産主義は国内だけに収めさせて、国際社会では大人しくさせるべきですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/849fe5d47c6e62d6106449675345416684cb614b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]