埼玉県警は21日、鴻巣署地域課の警部補岡田英之容疑者(55)を、個人情報保護法違反と恐喝未遂の疑いで逮捕しました。岡田容疑者は警察の業務システムで調べた知人男性宅を訪れ、パトカーを使用し男性とその妻から現金を脅し取ろうとしたとされています。容疑者は「学生時代に借金を重ねた結果、15万円が返済されない状態だった」と供述しています。
事件当日は、20代巡査にパトカーを運転させ、外で待機させていましたが、ドライブレコーダーが一連のやりとりを記録し証拠となりました。この事件は、警察の信頼性と内部管理に疑念を投げかけるものです。
これは、制度の欠陥や公共の安全に関わる問題であるため、以下のコメントは【批判型】で対応します。
信じられない事件が起きました。本来、地域の安全を守るべき警察官が自身の権限を悪用し、恐喝未遂を行うとは異常の極みです。しかも、その手段に公務車両であるパトカーを使い、周囲を巻き込んでいることには驚きを禁じ得ません。これは信頼を裏切る行為であり、市民の警察への信頼を根本から揺るがす深刻な問題です。
この事件の本質は、個人情報の管理体制と監視システムの緩さにあります。同級生の情報まで気軽にアクセスできる環境があったこと、そして内部のチェック体制が未発達である現状が、このような事件を引き起こしています。
また、部下との関係性が命令に従順にしてしまう構図も組織全体の問題として浮き彫りになります。
解決策として、以下の施策が必要です。第一に、警察による個人情報の利用履歴を全件記録し、第三者機関による定期監査を実施すること。第二に、現場規律を強化し、命令の適法性をチェックする仕組みを導入すること。第三に、不正行為防止のための通報制度を職員に周知し、内部告発が容易にできる環境を作ることです。
警察は市民の最後の守りであるべき存在です。このような事件が二度と起こらないよう制度改革を断行し、公権力における透明性を確立するべきです。その覚悟がなければ、市民の信頼は取り戻せず、機能不全を招くだけでしょう。
ネットからのコメント
1、『埼玉県警は21日、警察の業務システムで調べた知人男性の自宅にパトカーで向かい、車内で男性とその妻から現金を脅し取ろうとした』「学生時代に金を無心され、15万円ほどに積み上がっていた。脅し取ろうとは思っていなかった」 業務システムを使い 部下に運転させ パトカーで向かう。(制服姿?)で、巡査はパトカーの外。
車内におけるある意味 密室に近い状況を作って、男性とその妻 自身との3人の状態で返金?を迫れば、そりゃこうなるでしょう。自らを俯瞰して見てみなよ。と言いたくもなる。
2、これ警察官の方の言ってることが正しかったら被害者もいけないと思うんですけどね。まぁ業務システムで金を貸した男性の自宅を調べるほど恨んでいたんでしょうね。ただ、今回の場合は場所が悪かったと思いますし仕事をしていないときに金を貸した男のもとに行き冷静に話し合うのが良かったんじゃないかと思います。とにかくこの金を借りた男が返さなかったのも悪いし脅してしまった警察官も悪い、どっちもどっちの事件でしたね。
3、警部補の言うことが本当なら、どっちもどっちだと思うわ・・。15万も友達から借りて返さないのも信じられないし、なんでその歳になって思いついたかのように返してもらおうと思ったのかしら?しかも不正照会までして。連絡先しらなかったんでしょ?どういう人間関係なの・・。
4、55歳の警部補が学生時代の金銭の貸借りトラブルってかなり昔の事が今だに引きずっていると言う事?金銭的なトラブル以外にも何かきっかけになるような事が最近あったのかね。
まぁ、警察のシステムを使ったのは警察への信用信頼性を損ねてしまうような行為だから逮捕は致し方ないとは思うけど、この警部補の話が本当であれば被害者側にも問題ありと感じる人も多いとは思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/fd47cd32e3034dc7783fc0436af25d4032bcb9e4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]