事件概要:
8月20日、マクドナルドは公式サイトで、「ワンピースカードゲーム」とのハッピーセットコラボを延期すると発表。コラボ開始予定日は8月29日だが、大人による転売行為や大量購入、大量廃棄が懸念されたため実施を見送った。過去のキャンペーンで配布された玩具を代替提供するとしている。
この決定は、8月上旬の「ポケモン」とのコラボで転売目的の購入が浮上したことを受けたもの。ネット上では「子供向けの原点に立ち返るべき」という声が上がっている。この問題は食品廃棄や子供の笑顔を奪う結果を招き、企業の倫理問題が問われる事態となっている。
コメント:
今回の見送りは、転売目的の大量購入による食品廃棄問題を浮き彫りにしています。そもそもハッピーセットは子供向けの商品で、大人の「転売ビジネス」の行動が原点を損なっています。企業としての責任は重大で、利益追求が子供の遊び心や笑顔を犠牲にしてしまうならば本末転倒です。
この問題の本質は、転売行為を容認する現状とそれを抑止する仕組みの欠如です。加えて、景品デザインが子供ではなく、大人にターゲットを移してしまったことも根本原因と言えます。
解決策としては、まず、購入数制限を設け公平性を担保する対策、転売を防ぐQRコードや登録システムの導入、そして子供を中心視した景品設計への原点回帰が必要不可欠です。さらに厳密な監視体制を敷くことで、大量廃棄を防ぐ必要があります。
子供たちの笑顔を守るという明確な価値観が企業理念の中心にあるべきです。利益と道徳を天秤にかけた時、未来を担う子供たちを優先する勇気がない企業に、社会の信頼が寄せられるはずがありません。
ネットからのコメント
1、ハッピーセットは言っちゃうとほぼ儲けは無いでは、なぜ販売するかというと子供をおもちゃで釣り子供のうちにマクドナルドの味を覚えさせ大人になっても来てくれるようにというのが本来いい難いが本筋他業界等もそうですねよく言われる任天堂なども子供を大切にするのはそれが狙いっぽい+子供だけではほぼ来ず親+祖父母なども食事をとるので売り上げも伸びる素晴らしい商品なのですそれがいつの間にか昔子供だった大人に向けての商品も増え本来の目的を見失った感じですねいちど初心に戻った方が良いかと思います
2、誰がいったいハッピーなんだろう?マクドナルドさんは、結局ハッピーセットを楽しみにしているお客様よりも、自社の儲けを最優先してきたんですよね。マクドナルドのハッピーセットは、マクドナルドがハッピーになるためのセットということです。今回ようやく重い腰をあげて、キャンペーンの中止を決めましたが、ハッピーセット自体の企画の練り直しをされた方が良いのでは?昔、小さなお子さんの羨望の的だったハッピーセットのブランドイメージは、もはやまったく違うものになってしまいました。いち消費者として残念です。
3、最近のハッピーセットは人気アニメやキャラクターのコラボが多いですね。カード系は特に大人も収集に力を入れてるので転売ヤーの餌食になりやすいし、前回のポケモンカードの件は本当にひどいものでした。子どもは泣き、食料は無駄にされ、従業員も心を痛める、誰もハッピーじゃない。転売ヤー以外は。マクドナルドはハッピーセットの内容や転売対策を普通の子どもを持つ親御さんたちが納得出来る形で早急に検討して欲しいです。
4、ハッピーセットの枠でコラボするから問題であり、限定販売、コラボ商品の時点で希少価値が上がるため転売のターゲットになると思います。
更にポケモンカードなどコラボする前から希少価値があるものに限定など付加価値をつければ販売前から転売されると警戒していた。だから転売対策として個数制限販売を提示するも更に付加価値を上げているだけで、転売対策ではなく転売推奨宣伝しかなかったと思います。大問題は、フード大量廃棄であり、廃棄する人が悪いが今の時代は提供側にも問題であると認定され、世界的にもフードロス問題対策が企業として努力不足という評価でしかないと思います。結局、子どもたちの批判や大量廃棄などから金儲けのために何してもいいならしなくてもよかったイベントであり、今回のイベントでハッピーだったのはマクドと転売ヤー。SDGsから時代錯誤、簡単にはイメージ回復はしないと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/cad105ed198612911e18cdd9b3872609d1e86767,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]