11月6日、中国軍機による自衛隊機への約30分間の断続的なレーダー照射が発生し、緊張が高まりました。中国側は事前に通知したと音声データを公表しましたが、防衛大臣の小泉進次郎氏は「通知内容が不十分」と指摘。この出来事を通じて、日中間の摩擦が続いています。一歩譲らず、日本側はエスカレーションを避けつつ、有効な外交チャンネルを模索していますが、具体策が見出だせず、元NHK解説委員の柳沢秀夫氏は、人脈づくりの必要性を強調しています。
また、高市首相は日米首脳会談の開催に意欲を示すも、現状の米国の姿勢に対して悲観的な見方が示されています。

北京の喧騒と東シナ海の緊張が刻々と影を落とす中、日本の外交面での弱点が浮き彫りになっています。国際情勢が複雑化する中、今回の同盟国との緊密な連携の不足は見過ごせません。この騒動の裏には、日本が中国に対して持ち得る有効な外交カードの不足があります。第一に、日本が持つべきは、適切なバックチャンネルの開拓。第二に、国内外での信頼性のある有識者との連携の強化。第三に、国際社会での地位を再確認し、対等な立場から交渉を行うことです。理性的なアプローチが欠ければ、地域の安全保障は揺らぎかねません。繰り返される摩擦ではなく、事態を打開するためには、冷静で確固たる外交戦略が必要です。日本は今、より一層の外交的自立を図るべきです。
この状況を放置することは、国益を損ねる結果に直結するでしょう。
ネットからのコメント
1、だいたい日本が中国に媚びなければいけないことを前提にした考え方ては。何故それ程までに中国に対して弱腰にならなければならないのか?今回の問題は元々中国が日本に仕掛けてきたこと。日本が頭を下げることではない。ここで日本が引き下がれば、中国は将来にわたってずっと無理難題を押し付けて来るだろう。これを好機と捉え、たとえ多少の傷を負うことがあっても我慢してでも日本は信念を貫くことが将来の為に必要であるのでは?
2、元は存立危機の話なんで、自国の防衛をどうするか?の議論は国会で当たり前。周こだわりの台湾問題に触れたから、周が逆ギレしてイキってるだけで、日本の国防の話だから別に中国に対して卑屈になる必要は無い。ロシアのウクライナ侵攻でも、ウクライナ以外の周辺国は対ロシアの進出警戒に対して、皆兵制の議論が有ったり女性兵士を増員するなど、公に自衛強化は図っている。日本の国防の話を中国にとやかく言われる筋合いは無いんで、毅然としとけば良いのでは。
3、なんでやられた側がチャンネルを模索するの?中国側からしてみれば、この件の落としどころは日本が譲歩しろしかないと思うよ痛み分けという発想はないのだから、今までもチャンネルとはいうものの結果的に中国の意向に沿ったことにしかならなかったよねでも、元NHKならそういう発想になるのかな撃鉄が起きて、引き金に指がかかった状態の銃をこめかみに突きつけられながら30分我慢するとは、パイロットはよく耐えたと思う労ってあげたいよね
4、著名なジャーナリストとはどの様な方を言うのか興味深く記事を読んだが <接触を保つことが一番大切>と水面下交渉が有効なチャンネルと述べるが、私は、水面下での手法には結果として一時的な方向性を優先する事となり、結果として問題の解決手法にはならないと思う。”有効なチャンネル”と考えるのではなく、有効・無効の区分を参考基準とすることなく常に心広く開示された対応策で、多くの方への賛同と理解を得る様にオープンに進める対応が結果として後々にも続くものと思う。水面下の手法接触を考える事態に後に続くものはナイと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a19e15a8dbab01600da69f0e03a83db4f1df3beb,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]