鈴木憲和農林水産相は10月13日、政府の総合経済対策における「おこめ券」について、米以外の食料品も購入可能であると明言し、食品高騰による地元民の負担を軽減する手法を検討するよう求めた。視察先の酒田市では、交付金の使い方は各自治体に委ねられているとし、自身の立場を中立と表明。先日通過した2兆円のうち4千億円は食品高騰対策に限られる。
さらに、松食い虫被害でクロマツが過去最悪の枯死状況にある庄内海岸を視察し、伐採や植え替え、薬剤散布による対応を公言した。

鈴木農水相が提唱する「おこめ券」は、食品高騰に対応する施策として一見有用にも思えるが、制度の運用には疑問が残る。交付金の使い方を各自治体に丸投げする中立的立場が、具体性を欠く結果につながっている。まず、おこめ券を利用できる店舗や商品選択肢を明確にし、地域ごとのニーズに応じた柔軟な支援策を要する。食料品以外の生活必需品も購入可能かを検討し、利用者の利便性を向上させるべきだ。更に、情報公開と監査体制を整え、不正利用を防ぐ仕組みの構築が不可欠だ。おこめ券の普及が目的でなく、地域住民の実利益を追求する視点が必要である。この施策、あくまで負担軽減の手段でなく、持続可能な経済の土台を築く一環と捉えるべきだ。
結果的に、政策の実効性を高めることで、地域課題にも長期的解決策に向かう道筋を示してほしい。
ネットからのコメント
1、「多くのスーパーでは(おこめ券で)米だけでなく食料品全般を買うことができる。そうしたことをよくふまえて、自治体ごとのスキームで、地元住民にとってどの手法が最も効果的かとの観点で判断してもらえると思っている」と述べた。→この大臣は1日も早く辞めるべきです。それであれば現金でよくありませんか??とにかく、おこめ券を導入させたくて、利益を環流させたいのでしょうね。。。そもそもコメ対策とか言っておきながら、一体何がしたいかもよくわからなくなってきており、単にこの人の思惑のように、利益の中抜きをしたいだけなんでしょうね。。。
2、おこめ券は米以外の食品でも使えるなら、おこめ券ではなく、商品券で良いのでは。電気、水道代の補助を多くしたり、現金給付のほうが効果的だと思います。この大臣は何のために、おこめ券にしたのでしょう。反発が多く方向転換しただけです。税金を使いますから、大臣は最初からよく考えてください。
3、配るのにお金がかかるのに、さらに経費がかる「おこめ券」にここまでこだわるってもはや異常者。それなら最初から現金配布や税金から控除すれば良い。どれだけJAに利益与えたいんだ。
4、「多くのスーパーでは(おこめ券で)米だけでなく食料品全般を買うことができる。そうしたことをよくふまえて、自治体ごとのスキームで、地元住民にとってどの手法が最も効果的かとの観点で判断してもらえると思っている」と述べた。→いや、使えないですよ?お米を買わなければ使えません。お米と食料品を買うなら使えますが、お米を買わずにお米以外の食料品を買おうとすると、レジの方に使えませんと言われます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/97cbfd7ad2082a80bc18c6bc536b522eb7c6c11d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]