テレビアニメ『僕のヒーローアカデミア』が2023年10月13日に最終回を迎え、その9年8か月にわたる歴史が幕を閉じました。原作漫画は2014年7月に『週刊少年ジャンプ』で連載を開始し、2024年8月5日に完結予定です。アニメは通算170話、8シーズンが放送され、コミックスは累計1億部を突破するなど高い人気を誇りました。主人公・緑谷出久（デク）役の山下大輝は、作品の製作に関与できたことに誇りを感じ、作品がもたらした出会いに感謝の意を表しています。

長崎健司総監督は、作品がファンに与えた影響に満足しつつ、長年の視聴と応援に感謝の意を述べています。最終回が放送されると、ネット上には感謝や惜別の声が溢れ、『#ヒロアカ』がトレンド1位となりました。

『僕のヒーローアカデミア』が終幕を迎えることに、多くのファンが強い感情を抱いているでしょう。約10年間にわたり心を揺さぶり続けたこの作品は、ただのアニメや漫画を超えて、多くの人々の人生に影響を与えました。作品が終わることに対する悲しみや喪失感は当然ですが、作品が私たちに与えてくれたものに目を向けることが慰めになるでしょう。私自身も類似した経験があります。好きな作品が終わった時、その存在がどれだけ自分の成長や価値観に影響を与えたかを思い返すことで、その作品が終わる寂しさを乗り越えました。ヒロアカも、私たちが正義と勇敢さを持ち続けるための指針となるでしょう。

これから、デクや彼の仲間のように前を向き続けることで、この作品がもたらした教訓を日々の生活に生かすことができます。皆さんにとって、日常の中で小さなヒーローのように行動することが、新たな希望を生むのかもしれません。

ネットからのコメント

1、良かった。コミックでは描ききれなかった部分がチョイチョイ入ってて、特にエッジショットとインゲニウムの復帰が。A組の八年後、原作にない所まで見れるのならアニオリもいいね。誰もが誰かのヒーロー。晩御飯を作ってくれるお母さんも、仕事頑張ってお給料貰ってくるお父さんも、健やかに育ってくれる子供達も、農家さんも漁師さんも、誰もが誰かのヒーロー。制作に関わった皆様、ありがとうございました。

2、昔なら何期って分けないからオリジナルが入れられてズタボロになってただろうな。今だと何期にも分けられるから原作に忠実にできる。まだ終わっていない原作をアニメ化するにはこの方法が一番いい。

3、『僕のヒーローアカデミア』の魅力は、王道ヒーロー物語に人間の弱さと成長を重ねた点にある。個性社会の光と影を描き、努力や継承の尊さを緻密な心理描写で示す。

あまり知られていないが、原型となる読切版ではデクの性格がより皮肉屋で、連載化に際し「応援したくなる主人公」へ大胆に再構築された。作者の取捨選択が、普遍的共感を生む物語性を完成させたのである。がんばれ僕のヒーローアカデミア、おまえがナンバーワンだ

4、1期から9年8カ月は長いですが原作を最後まで映像化してくれました。長期連載で1期か2期やって終わるのが当たり前なのに最後までしたのは凄い。お疲れ様でした、アニメスタッフに感謝と拍手を送ります。僕のヒーローアカデミアこれにて終幕、ありがとうございました。原作431話「more」はその後を描いているので番外編という事でしょう。映像特典で何処かで付くかもしれませんね。