NHKの経営委員会は、任期満了を迎える稲葉延雄会長の後任として、現在副会長である井上樹彦氏を昇格させることを決定した。これは、18年ぶりにNHK内部からの出身者が会長に就任することを示している。井上氏は、収受料収入の減少という経営課題に継続的に対応することを明らかにし、「総力戦で立ち向かう」とコメントした。他方、経営委員会では、井上氏の任命には必要な9人の賛成があったが、3人は反対した。
この人事は、経営状況を理解している内部の人材に委ねることで、NHKのガバナンス強化を図る狙いがある。

この状況は、NHKの意思決定において大きなターニングポイントを迎えています。しかし経済界からの6人続いた外部登用の流れを経ての内部昇格に、賛否両論があります。井上氏が「総力戦で立ち向かう」とコメントを出しましたが、この内部出身者が本当にNHKの経営課題を解決できるのかが問われています。制度の欠陥ではありませんが、NHKの透明性と未来に向けた改革が求められています。組織のガバナンス強化を継続していくためには、少なくとも三つの点で改善が必要です。まず、経営陣が外部の視点を取り入れる仕組みを構築し、組織内部の盲点を補うべきです。また、受信料収入の多様化を図るため、コンテンツの質向上を含むイノベーションが不可欠です。
最後に、NHKの意思決定プロセスを透明化し、視聴者との信頼関係を再構築することが求められています。これらは、組織の健全さと視聴者の信頼を取り戻す道筋です。この挑戦はNHKがその存在意義を未来に向けて強固にするための重要な一歩と言えるでしょう。

ネットからのコメント
1、NHK、事業縮小で良くないですか?ドラマ、歌番組、お笑い、も必要ないし、高いタレント出演料は削るべき。そのために受信料払わされるくらいなら最小限の情報機関で良いと思います。それにより職員も減らすことができ受信料も幅にカットできると思います。そもそも関係団体が多いしそれぞれが株式会社ってどうなんですかね。民でできるなら民でやるべき。
2、完全国営化の元、健全な体制で放送を行うべきだと思います年収2000万円とかふざけた給料体制とか、普通にダメでしょ国家公務員として、本当に健全に行った方が良い解体や民営化はダメ、完全に私物化になって国が管理できなくなるからねお金持っている人の言いなりになって、洗脳の道具にされかねない
3、国会の答弁で、NHKが赤字であっても自分たちの給料は下げないという上層部の方の答弁がありました。年収で数千万になる方がたくさんいるそうですが、維新に習って身を切る改革をしたらどうでしょう。国の政策では緊縮財政になってしまいますが、企業であれば当然のこと。給料の見直しは必須で、赤字なら黒字になるまでボーナスカットや人員の削減をやるのは当たり前です。それをやらないのに受信料だけくれと言われて誰がそんな怠慢な所に払うんですか?常識とかけ離れすぎていますので、一度解体されたほうがよろしいかと。
4、総力戦で立ち向かうんじゃなく、スクランブル化するか解体するかどちらかにして欲しい。国営ならば大多数の国民の意思に則った筋道を辿るべきかと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e311fdbd1b298d4e16df0506ad95d9055085c57e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]