日本マクドナルドは8月20日に、予定されていた「ワンピースカードゲーム」のハッピーセットキャンペーンを中止すると発表しました。これは「ちいかわ」や「ポケモン」とのコラボで発生した転売や食品廃棄を受けての対策の一環で、代わりに過去のキャンペーンで配布されたおもちゃが提供される予定です。このキャンペーンの中止は、特に転売対策の不備として批判を浴びました。
元々実施9日前の発表であったため、既に準備が進んでいたと考えられますが、混乱を回避するための苦渋の決断と見られています。
マクドナルドが今回のキャンペーン中止を決定した背景には、過去の転売問題や食品廃棄問題があります。これは明らかに販売側の転売防止策の欠如が問題の本質であり、企業としての責任は免れません。まず、限定商品をオンライン予約制に変更し、アクセス制限を設けることで、消費者の公平性を確保する仕組みが必要です。また、店舗での販売数を限定し、1人あたりの購入数を制限することで、転売目的の大量購入を防げます。さらに、転売が確認された場合のペナルティを明確にし、転売防止キャンペーンを強化するべきです。消費者の信頼を再び得るためには、企業が真剣に取り組んでいる姿勢を見せることが不可欠です。成功している店舗としての地位を守るため、今回の対策が形骸化せずに効果的に機能することを切に願います。
ネットからのコメント
1、こんなことを書くと批判を受けるかもしれませんが、ポケモンやちいかわ、ワンピースなどとコラボしてハッピーセットを作ろうとするのがどうかと思う。
昔のことはわからないけど、昆虫図鑑や、ままごとセットなど本当に子どもたちが欲しいものは何かを企画して製作して喜ばれるものを提供する努力はしないのでしょうか?これも企業としての在り方の一つだと思います。結局、企業だから売り上げを簡単に伸ばしたい、作りすぎて過剰在庫になってしまうのが怖い。昔スーパーに売っていたおまけ目当てでガム一枚を付けるような商品と変わらない気がします。
2、今の時点では英断ではないでしょうか。と言っても転売や子供まで行き届かないことを心配しているよりも単に炎上被害で売り上げが落ちることを嫌っただけのように思えます。現にポケモンは第二弾になりましたが、どこも閑古鳥がないてました。レア付録目当てで瞬間的に売り上げは伸びても付録がなくなれば悲惨なものです。それだけマックにもハッピーセットにも魅力はないと露呈しました。もっと自社製品に力入れた方がいいです。久しぶりにロッテリア食べましたが、モスやバーガーキングは別格として、バーガーチェーン店としてはもうダントツに不味いです。味は好みの問題もありますが、マックやばくないか?と心配になりました。
3、マクドナルドはわかっていない。転売対策に一番効果的なのは、需要と供給のバランスと、転売リスクを作る事。例えば、先日のポケモンおもちゃとポケカを追加で大量に配布する事にすれば、転売リスクが非常に高まって転売ヤーが手を出しにくくなって、欲しい子供に行き渡れば、おもちゃの価値も暴落して余計に転売できなくなる。あと、再販売の実績を作る事で、マクドナルドの転売はリスクがあるという事で前回のようなひどい事はおこならなくなるでしょう。まぁ利益重視なら何とかごまかして今の流れを続けたいだろうけどね。
4、他業種とのコラボ自体は否定しないが、他社の商品を使い客を釣ろうとする考え自体、本末転倒なんじゃないの?とも思えてしまうけどね。主役はコラボグッズでハンバーガーはオマケですって、世界的飲食企業としてのプライドないのかよと思えて来るけどね。メルカリとかの転売のプラットフォームを提供してる企業側も、儲けられる以上何をいわれようが真剣に対策を取る気がないのだから、マクドナルド側が中止を決断したことは別段問題ないと思うけどね。
ボールはマクドナルド側にあるわけで、社会的に落ちた信用をどう取り戻すかは現経営陣のやり方次第だよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/b5ac87addbd32d7d4ef096e04516a4765341df46,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]