卓球の国際大会「WTTファイナルズ2025香港」での異例の事態が卓球界に衝撃を与えています。12月14日、男子シングルス準決勝で、世界ランク5位の張本智和が中国の林詩棟(2位)を接戦の末に破り決勝進出を果たしました。もう一方の準決勝では、世界ランク1位の王楚欽が予定していた試合を負傷により棄権し、中国男子選手が決勝に進出しない結果となりました。
この出来事は、中国卓球界にとって大きな打撃であり、この状況に対する危機感が高まっています。特に張本との対戦で林詩棟が敗れたこと、そして王楚欽が試合に出られなかったことが、中国卓球界の「王国」地位に対する恐れを引き起こしています。

これは卓球界にとってまさに転機となる出来事です。中国がこれまで築いてきた卓球王国の威光が、今回のWTTファイナルズで陰りを見せたのは事実です。まず、王楚欽が負傷により棄権を余儀なくされたことは管理体制の不備を示唆しています。選手の健康管理は何よりも優先されるべきで、この側面が適切に機能していなかったことを露呈しています。また、張本に対する戦術的な不備も問題です。再発防止のためには、若手選手の育成プログラムの見直しが必要です。さらに、対戦相手に応じた戦術をより科学的に分析し、適応する柔軟性が求められます。
技術と精神の両面での改革を急ぐべきです。卓球王国としての誇りを再び取り戻すためには、長期的な視野に立つ改革が不可欠です、さもないと栄光は過去のものになりかねません。
ネットからのコメント
1、張本選手は、基本的に中国の選手に強い。モーレゴードも強い。何ら不思議でもない。混合団体ワールドカップが終わって、少し気持ち的に乗りにくい時期。張本選手にとってはモーレゴードはやりにくい相手かもしれないが、優勝目指して踏ん張りどころ。
2、卓球は大会があまりに多すぎじゃないですかね。こうも多いと常に好コンディションの選手ばかりではないはずです。疲労等で負けてしまう選手も気の毒ですし、せっかく勝った選手も相手がベストな状態じゃなかったからね的な感じになってしまうのもさらに気の毒。当然、勝ちは勝ちなので勝者は堂々と誇りに思うべきです。問題なのは冒頭の通り大会の多さであり、金儲けなのか知りませんが、こんなにいろんな国際大会を過密日程で1年中開催するITTFの責任です。これではどの大会にどれだけの権威があるのかも訳わからなくなってしまう。
どんな大会でもトップ選手が参加するからには「世界一決定戦!さあ王者を決めよう!」的なスローガンをみんな出しますからね。世界一決定戦がほぼ毎月あるってどういうことよ、っていう。
3、張本智和22歳。世界ランキング5位。モーレゴード23歳。世界ランキング4位。この辺りまでの選手はほとんどがフルゲームになるというライバル同士だろう。やってみないとどちらが勝つかわからない。ツキのある方が勝つのだろう。一つの注目点としては中国の観衆がフランスのようにモーレゴードを応援するかどうかだろう。
4、あくまでもスポーツ。日中関係はともかくとして、張本選手はじめ日本の選手の皆さんには、日頃の練習の成果を、気持ちよく、精一杯発揮していただき、我々ファンは、相手がどの国であれ、ただただ純粋に応援し続けたいと思います。厳しい勝負の世界ですから、どうか怪我だけはしないように、神様に祈ってやみません。頑張れ、ニッポン。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/42f4e30eda2a9c820a19379b3c96c48588d166b1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]