事件概要:2025年7月29日、トルコ・イスタンブール空港から出発したアシアナ航空OZ552便(B777型機)が、乗客がスマートフォンの補助バッテリーを機内で紛失し、その発火の危険性から約2時間半後にイスタンブール空港に引き返しました。アシアナ航空は、バッテリーが座席の隙間に挟まれて圧力を受けて爆発する可能性があると判断し、引き返したと説明。
乗客277名は降ろされ、点検後、同日午後1時(韓国時間午後7時)に再出発する予定です。フランス航空でも同様の事例が発生したことがあり、安全措置が取られた事例となります。
コメント:この事件は、現代の航空業界における安全規制の重要性を再認識させるものです。補助バッテリーの紛失という一見小さな出来事が、機内での安全に対する深刻なリスクを引き起こす可能性があることを示しています。現代の航空機は多くの設備が詰まっており、機内での小物の紛失でも大きな問題に発展しかねません。このようなリスクを避けるためには、航空会社がより一層厳格な手荷物検査や、乗客への安全指導を強化する必要があります。また、搭乗前に危険物の持ち込み制限を明確にし、乗客にもその重要性を認識させることが求められます。さらに、航空機の設計においては、こうした小物が落ちにくい構造や、万が一の発火に備えたシステムを導入するべきです。
事故が起きる前に徹底した対策を講じ、安全運航を守るための意識改革が急務です。
ネットからのコメント
1、こういうことが頻発するようになると、モバイルバッテリーの持ち込みがそのうち禁止になるのでは?もっとも、そうなると今度は預け荷物の方に入れてしまうような人が増え、結局、危険が高まりかつ定時運航に支障が出てしまう。なんとも難しい問題。
2、モバイルバッテリーのような「予備電池」は、いかなる場合でも預け入れは禁止です。て機内持込みに持つおよび預入荷物の条件に書いてありました。このような事故が続けば最悪、モバイルバッテリーを持っていけなくなるのでしょうか。一人一人が気を付けなければと自分も考えました。しかし離陸直後ならいざしらず、2時間30分往復としても1時間以上飛んでからの出発空港へもどる。再度、飛ぶとして今回の燃料費や人件費、他の乗客への迷惑料?はどうなるんだろう。もし、請求されるならかなり高額になると思うけど。保険で対応するのかな?
3、バッテリー本体だけでなくスマホ自体もバッテリーは内蔵されているのでおなじ。
何か堅牢な金属製のケースで発火時も問題が無いようなものに入れて運用するしかないのでは?飛行機の場合このような問題は今後、もっと増えてくると思う。
4、それくらい慎重な方が良い。あとバッテリースーツケースに入れた場合セキュリティが探すのめちゃくちゃ大変そうだし時間かかりそう。何か良い方法を開発して欲しいですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/04d9dc6606260db1176da309bcd3dd5c97500634,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]