【事件概要】
2024年6月末に改正風営法が施行された直後に放送開始されたフジテレビ系ドラマ「愛の、がっこう。」が苦戦している。主演は木村文乃(37)、Snow Manのラウールと共演し、教師とホストの禁断の愛を描くが、視聴率は初回4.7%、2話4.
2%、3話4.1%と低迷。木村は放送前に体調不良で入院し、撮影も一時中断。ホストクラブの描写が新法とズレており、局側は全画面注意喚起を実施するなど対応に追われている。出演陣の熱演はあるが、トラブルと重圧が続いている。
【コメント】
放送直前に法改正があったにもかかわらず、そのリスクを予見せずに制作を進めたフジテレビの判断は、明らかに準備不足であり無責任だ。視聴率の低迷や主演女優の体調不良は単なる偶発的な問題ではない。そもそも、ホスト文化を安易にロマンスの題材とすること自体、現在の社会通念との乖離がある。加えて、放送後に“全画面で注意喚起”を行う姿勢は、放送前に本来やるべきリスク対応の先送りでしかない。
問題の本質は、テレビ局の制作部門とコンプライアンス部門の連携不全、そして法規制や社会的反応を軽視する構造にある。これを改善するには、①脚本段階から法的助言を取り入れる制作体制の構築、②放送前に第三者による倫理チェックの導入、③時流に合わないテーマ選定を見直す編集会議の透明化が不可欠だ。
大衆文化が公共性を持つ時代、無自覚な“美化”は即、信頼喪失に直結する。ドラマはフィクションであっても、現実への責任からは逃れられない。これが視聴者との信頼をつなぐ本当の脚本力だ。
ネットからのコメント
1、視聴層が若いのに加えてTVer、Netflix、FODで配信があるので、みんなそちらを見ていますよね。コア層の注目度は今期1位です。前評判ではホストと教師の禁断の愛、みたいな部分ばかりが注目されて批判もありましたが、実際には学習障害や毒親に育てられた人の生きにくさなど、社会問題にまじめに向き合っていてとても深いです。さすが一流スタッフの作品。今後も今期一番楽しみです!
2、私は、とても面白くて、毎週楽しみにしています。ラウールが凄く良いです。身長やスタイル、顔立ちで、役のキャスティングが難しいと思っていたけど、毒親、学習障害を抱えたホスト役、好演です。木村文乃さんも生きづらさを抱えている教師も良くて、今後2人がどのように幸せになっていくか、楽しみ。ラウールは早稲田大学通信に通い、英語も猛勉強し、元々頭も良い人だから、成長が止まらないから、今後楽しみです。
3、お試しに見たら、ハマってしまいました。木村さんの芯のある女性を感じさせる演技とアイドルと普段見ていたラウールさんがホスト役のカッコよさや華やかな世界の裏にある私生活の影を魅力的に演じられていると思います。あとあの婚約者役の俳優さんの話し方や裏表のある感じが凄くいいなと見ています。
4、あまり期待していなかったのですが、とても面白い…というか、目が離せない感じです。暗い内容の為、好みは分かれると思いますし、あまり男性は見たいと思わないかもしれません。ありきたりな話、ありきたりな終わり方にならないで欲しいなと願っています。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2374883fb4bf8f1bdb33809421ff27184ccf91b7,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]