元外務審議官の田中均氏は、自身のSNSにおいて高市早苗政権について批評した。彼は、少数与党体制であるにもかかわらず順調に進行しているように見えるとしながらも、高い支持率に支えられた熟考不足の政策運営に対し、ポピュリズムへの危険を警告している。具体的には、台湾有事に関する発言を危険視し、安保政策としての適切さに疑問を呈した。
また、物価対策が国債発行に依存する点や議員定数削減が一方的であると批判し、「破綻してからでは遅い」と警鐘を鳴らした。さらに、台湾有事についての国会答弁を撤回するよう主張している。

現在の高市政権は、国民の高い支持率を追い風に一見順調に進んでいるように見えますが、その背後には深刻な問題が横たわっています。まず、台湾有事発言は、外交的に慎重を要する場面での軽率さが際立ち、国際関係を不安定化させる恐れがあります。このような安保政策は、国益を損ねるものです。さらに、物価高対策が国債発行に依存する形でのバラマキである点は、財政の健全性を著しく損ない、将来への負債を増やしかねません。また、議員定数削減についてのアプローチも一方的であり、全体的な制度改革の中で議論すべき問題を、単なる人気取りに終わらせてしまう危険性があります。
これらの問題に対しては、まず各政策の長期的な影響を分析し、専門家の意見を取り入れながら慎重な政策形成を行うこと、国会での透明な議論を重視し国民の理解を深めること、そして国際的な視野を持った安保政策の見直しが急務です。健全で持続可能な政策を求める声を無視するならば、その代償はあまりにも大きいと言わざるを得ません。
ネットからのコメント
1、『アジア共同体思想の田中均氏』によるとって、ちゃんと報じてほしいなあ。この情勢下でアジア共同体思想の人を担いで来るとか、中日スポーツさんは何か親会社から言われちゃったのかな??この記事によるポピュリズムの誘導を心配したくなっちゃいますね。各社、慎重な報道を願いたいものです。
2、この人の素性を明確に書いた上でこの記事を載せないとダメですね。この人はアジア共同体を推進し、北朝鮮と中国にベッタリな方ですよ。勿論それの良し悪しをここで語る気はありません。何故なら日本ではどんな思想を持っていても自由だからです。しかし、そういう立場の人がこのような発言をしている、という事を報道機関はキチンと示さないと、国民に対して公正では無いですね。
こういう立場の人はこう言ってます、という記事であればそれを読んでどう思うかは、その人次第なのでそれでも良いのかと思います。
3、ポピュリズムって言葉、便利だねぇ。支持が高い=国民主権からして真っ当なんだけど、何故かポピュリズム批判。この手の人達は自分が正しいと思い込み過ぎて、少しでも違うとポピュリズムとか独裁とかきな臭い言葉を直ぐに使う。そもそも日本は選挙を経て国民に選ばれた人が首相になるわけだから、独裁は出来ません。自民党が長期政権なのは、国民の総意で選ばれて負託されてるから。あと、選挙で選ばれる=国民に支持される…なので、ポピュリズムは真っ当な形です。ポピュリズムとか批判するってことは国民主権を否定すると言う事に何故か気付けない。こういう思考は左派に多い。なぜ支持されるのか、では自分が正しいという考えに支持を得るにはどうするか?という本質を考える見通す力がない。
4、田中元審議官は、北朝鮮の交渉記録を残さず、北朝鮮寄りであった事の説明を果たしていない。そんな人の意見を載せるのは、如何なものか?島田洋一議員が追求しても、外務大臣が拒否した。
これも国益を考えるとおかしい。マスメディアはスルーするし、情けない国になったと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5e3b6071278da1af6dc7e614a20fec53354d7f8a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]