今月6日午前7時過ぎ、中国軍の空母「遼寧」が駆逐艦3隻とともに沖縄本島と宮古島の間を通過し、太平洋に進入。沖大東島の西270キロで停泊し、空母艦載機J-15の発着陸訓練を開始。この訓練は公海上の実施で法的に問題ないものの、日本の近くで行われたため、航空自衛隊がスクランブル発進。一方、中国軍のJ-15戦闘機が自衛隊機に対しレーダー照射し、特に6日午後4時32分から35分、午後6時37分から7時8分の約30分間に渡る照射が報告された。
この行為は軍事的に危険なもので、日本政府は迅速に公表し、オーストラリアなどと連携を強化。一方、中国側もメディアを通じて反論しており、日中間で情報戦が展開されている。

中国軍による自衛隊機へのレーダー照射は、国際基準から見ても極めて危険で、国際社会が共有する安全性の前提を根本から覆す行為だ。そもそも、30分にわたる火器管制レーダーの照射は、相手に対する攻撃準備として認識されかねない。これが軍事常識で「あり得ない行為」とされる所以である。問題の根本は、国際的な軍事ルールを無視し続ける中国の態度にある。彼らの威嚇行動は地域の不安定化を助長し、偶発的な衝突リスクを高める。解決策として、まずは国際社会全体での強い非難と圧力の構築が急務だ。次に、日本を含む周辺国と連携した防衛体制の強化が必要である。
そして、国際協議を通じた意見交換と、信頼醸成の枠組みの再構築を目指すべきだ。こうした対応こそが、未来に向けた平和的共存への道筋となるだろう。我々は、国際規範を重んじ、地域の安全を守る責任を全うするべきだ。
ネットからのコメント
1、これまで立憲民主や共産党などを支持してきた国民は、このように繰り返される軍事的な威圧、暴挙をといった現実をどう見ているのでしょう。それでも日本に非があると感じているのでしょうか。「対話で解決」なんて、できるに越したことはありませんが、それができれば何も苦労することはありません。確かに外交で解決することが1番ですが、そこだけにすがっていては国や国民を守ることは難しいと思います。
2、小泉さんの公表が早かったのは、以前、元海上保安庁の一色正春さんが、中国漁船の衝突事故の映像をユーチューブに流したことの効果だ。一色さんは罪に問われたが、日本にとって大変な貢献だと思う。あれがなければ、政府は未だに何があってもひた隠しにしていただろう。元外交官の宮家さんや官僚の田中均さんは、「外交は、とにかく波風を立てないことが重要だ」と言っていた。
日本から波風を立てる必要はないが、相手から来た時は毅然とした対応が必要だと思う。
3、ここまで常軌を逸脱した行為を受けても日本側から動けない現状が歯痒い毎日です。戦争を望む訳でないですが核保有以前に憲法改正は必要なのではないでしょうか?それが抑止力の1歩に近づけるかと思います。
4、挑発、威嚇を続けるなら、「防衛のための核」を持たざるを得ない。こう言ってやれよ。中国は日本に強くなってほしくないから必ず大人しくなるよ。そして裏では、着々と台湾有事に備えて、「防衛のための核」を進めてほしい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/78e5f64eac899f09a79cb19bd24f721a8aa597ae,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]