大阪府の吉村洋文知事は、私立大学合格者が支払う入学金の負担軽減を求める要望書を文部科学相に提出しました。府の調査により、併願した子どもの保護者のうち約70%が「入学しない大学の入学金は返還されるべき」と回答したことが明らかになり、吉村氏は入学金の返還や納付期限の先送りを私立大学に求めています。文部科学省は全国の私立大学に対し、入学金負担軽減の検討通知を出していますが、入学金が大学の財源として重要であることもあり、制度改善の要求が社会的に注目されています。
今回の状況を見ると、入学しない大学へ支払う入学金が返還されないという制度の欠陥が浮き彫りになっています。入学金の返還が行われれば、経済的な負担を軽減し、受験生とその家族の選択の自由を尊重することができるでしょう。第一に、入学金の返還をルールとして明記し、透明性の高い制度を構築することが必要です。第二に、納付期限の柔軟性を持たせ、家庭の経済状況を考慮した制度を導入することが求められます。第三に、国が私立大学に対して補助金制度を拡充し、財政的な負担を大学側に過度に掛けない仕組みを整えることが重要です。このように、教育機会の公平性を考慮することは、未来の発展に寄与し続ける人材を育成するために不可欠と言えます。
ネットからのコメント
1、入学金返還にすると授業料は確実に上がるよ。そして一般入試の比率を減らして年内入試の比率を高くするのは容易に想像できる。大学は総収入をどこから取るかを変えるだけなので受験料を上げるか、授業料を上げるかその両方かってだけ。一般入試の入学が半分以下だろうから併願で合格した少数のみ利益を受けてその他全く関係なかった年内入試とかの人がデメリットを受ける制度になるよ。
入学する権利に対する対価なんだからそれをそれ以外の人に負担させるのはどうかと思うけどね。
2、キャンセル料。キャンセル料何十万は高いという声もあるけれど、入学したら4年間で500万とか支払うわけで、500万の契約のキャンセルと考えればいいところじゃないですかね?しかも、ホテルとか飲食の場合、キャンセルされたらその時点で次の客を入れられるけれど、大学の場合、基本的に4年間、その埋め合わせはされないわけですから。入学金を払うということは、他大学の結果によっては入学する意思があるということなわけで、それを考える時間も与えられている。結果的に入学しなかったから返せ、というのはあまりに消費者(受験生)に有利すぎる。
3、別に入学金を下げたところで今度は受験料、施設費、授業料を上げてくるだろう。その場合滑り止めに入った場合また高いと文句を言うのかな?確かに高いのは分かるが、権利ばかり主張して義務を果たさず、高いと思うなら最初から滑り止め受けなければいいのにと思う。
4、そりゃあ結果的にランク上の大学に合格し、そちらに入学できたのなら、入学金は無駄だった、返してほしい、という気持ちにはなりますよね。
ただ返さないことは明記されていることであり、納得できないなら事前に入金が必要な学校を滑り止めに受験しないことですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/cc4afe81050b8bcb71d889e49c5f34e58a6b56ea,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]