メキシコのクラウディア・シェインバウム大統領は、中国などと自由貿易協定がない国からの輸入品に対する関税を最大50%に引き上げる法案を提案し、メキシコ議会はこれを可決した。関税引き上げの対象は自動車、繊維、衣料、プラスチック、家電製品で、特に中国製品に影響を及ぼす。この措置に対し、中国政府は利益の損失に抗議し、貿易障壁調査の進行と報復の可能性を示唆。
法案は2026年1月1日に発効予定で、シェインバウム大統領は経済強化が目的と述べたが、トランプ前米大統領も関与を示唆している。

メキシコが関税引き上げを主導する背景には、国内経済の強化と米国依存の打破がある。しかし、この一方的な政策は国際的な貿易関係に重大な影響を及ぼし、特に中国を含む諸外国の反発を招いている。メキシコの主張は自国の利益を強調するが、実際には保護主義に基づく独断的な判断が大きく、自由貿易の精神とは遠い。ここで視覚される問題は、経済政策が国際関係を犠牲にしている点であり、これを改善するためには、透明性の高い対話と協議の場を設定し、長期的なパートナーシップを築くことが重要である。加えて、メキシコは自国産業の競争力向上に注力し、違法な渠道を防ぐための監督強化などを検討すべきだ。
この保護主義の反響は、国際市場での孤立を招くリスクを内包するため、慎重で多角的な外交が求められる。
ネットからのコメント
1、メキシコが中国を含む非FTA国からの輸入に高関税を課す判断を下した背景には、経済安全保障と産業保護という、いま世界各国が直面している現実がある。米国依存の是正、中国経由の関税回避への対応、いずれも「対立を煽る」ためではなく、自国の経済主権を守るための政策判断だ。にもかかわらず、日本のマスコミはいまだに、国際摩擦が生じるたび「日本は中国に配慮すべき」「刺激を避けるべき」といった、いわば“中国に謝りなさい”という論調から抜け出せていないように見える。世界が現実的な選択を重ねる中で、日本だけが過剰な忖度を続ける理由は何なのか。国益を守る行動と敵対行為は別物だ。私たち日本人は、他国を尊重しつつも、自らの判断を放棄することはない。屈服ではなく、主体的な選択こそを求めているのです。
2、日本にもメイド・インチャイナがあふれている。この間までスーパーには中国産マツタケが販売されていたが、中国産の食料品など品質に問題が有っても不思議では無い。
それなら食料品から高い関税をかければ良いのではないか。日本の水産物も買わないのだから、こちらは買ってやるが関税は50%だと言ってやれば良い。経済的に孤立させる政策をぶつけるのが効果的かと思います。
3、南米の各国も左派政権から右派政権に変わりつつある。左派政権では国民の生活は良くならないと国民が気づいたのだろう。これを見ても、右派政権になれば中国よりもアメリカとの関係が深まるだろうから、トランプ大統領の思い通りに成りつつある
4、コレが実施されれば中国経済は益々厳しくなりますね。中国共産党は内需拡大の方針らしいですが、外堀を埋められつつあり、日本をはじめとした近隣諸国と争ってる場合ではないでしょう。習近平政権がどうするか見ものです。失脚を恐れ報道官は毎日毎日他国牽制や罵るしかないので大変だな。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/000cbda3b82d6678129b60da53cff81f882627cb,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]