7月から続く記録的猛暑に見舞われた新潟県では、畜産業に深刻な被害が出ている。乳牛は暑さで食欲が落ち、7月の乳量は前年同月比15%減。9月以降、学校給食への供給不足の恐れがある。養鶏では7月23日までに約5500羽が死亡し、卵のサイズ・数も減少。豚は夏バテ防止のため24時間冷房稼働で対応するも、月の電気代は約120万円に達し収益圧迫。
受胎率低下による生産減と市場価格上昇の懸念も高まっている。
猛暑による畜産被害は「異常気象」という言葉で片付けられるものではない。高温下での乳量減少や鶏の大量死、豚の出荷遅延は、単なる天候リスクではなく、気候変動対策の遅れと脆弱な生産インフラの象徴だ。行政と業界が連携し、①畜舎の高断熱化や冷却設備の導入補助、②高温耐性品種や飼料改良の研究支援、③災害時の緊急電力・水供給体制の整備を急ぐべきだ。私たちが日々口にする牛乳や卵、肉は、気候の一撃で崩れ得る基盤の上にある。この現実を直視し、持続可能な農業への投資を「コスト」ではなく「未来の保険」として捉える社会こそが、次の猛暑に耐え得る。
ネットからのコメント
1、給食から牛乳がなくなるって、大歓迎じゃないか!!酪農家を保護するために害のある乳製品を子供に飲ませるのは止めてほしい。
しかも、米飯に牛乳って大人になってからそのような食べ方をしたことあるか??普通の大人は!牛の子供が飲むものを、人間に飲ませるはかなり問題がある。科学的にも十分に証明されているじゃないか!!
2、あれ? 毎年長期休みの頃になったら、給食も休みになって牛乳の消費量が減るという話を聞くけれど、今年は、新学期が始まったころに牛乳不足になるかも、牛乳を出せなくなるかもということでしょうか。酷暑で牛、豚、鶏も疲弊して、エッグショックよりも高騰するかもとか、豚肉の値上がりとか、バターも上がったとかやっていましたが、牛乳もですか。畜産関係が軒並み上がれば、まぁ牛乳もですよね。牛乳が高騰した場合、給食は牛乳を外すことなく主食、おかずを犠牲にしてでも牛乳が優先されるのでしょうか。Xのポストで、給食が貧しくなった、国会議員は議員食堂で安価でこんなにいいものを食べているのに的な比較画像付きのポストが回ってくることがありまが、確かにおかずと主食の内容、量、バランスを見ると、考えさせられます。牛乳が高騰しているのなら、牛乳を無理に給食に出さなくてもという気がしますが。
3、30年前に小学生をやっていたが、当時給食の牛乳が雑巾臭かった。そもそも、白飯と一緒に牛乳を出さないで欲しかった。そういうことも踏まえて、飲み物は各自持参で良いのではないか。
4、ここ数日の雨以降は多少暑さは和らぐようだが、北海道はどうなるのかな。夏休み期間は給食も無いので牛乳はまあいいとして、市販の牛乳が急激に価格が上がってる気はしないが。子供の頃は給食の牛乳があまり好きではなかったが、カルシウムやタンパク質の摂取という意味では大切な栄養源だと思うので、供給が途切れないといいですが。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/67dba85542ac52cd29e969bf910112cefe201cd2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]