2023年1月、広陵高校の野球部内で発生した暴力事件がSNSを通じて拡散し、選手や在校生の安全確保を理由に、同校は第107回全国高校野球選手権大会の出場を辞退しました。その後、広陵高は中井哲之監督(63)の退任を発表しました。中井監督は広島の高校野球界で名将として知られ、1990年の就任以来、選抜大会優勝を2度、夏の甲子園準優勝を1度果たし、春夏通算41勝を挙げるなど、輝かしい実績を残していました。
新体制はコーチの松本健吾氏(34)が監督を務め、秋季地区予選大会に出場します。
事件の発端となった部内暴力は、高校野球における指導体制の脆弱さを露呈しました。SNSによる情報の拡散は、迅速な問題の可視化を可能にする半面、対策が十分でない制度の欠陥を明らかにしました。高校野球界は、暴力行為の未然防止策として、指導者の継続的な教育や意識改革が必要です。加えて、選手のメンタル面へのサポートを強化し、問題が生じた際の迅速かつ公正な対応を行う機関の設立を図るべきです。学校スポーツは本来安心・安全であるべきであり、その責務を果たさない現実があるのは明らかです。現在の制度がどうあれ、責任ある行動がなされることを期待します。
ネットからのコメント
1、これだけ事が大きくなってるなか中井監督が続投なんて事になれば、騒動が収まらないどころかますます炎上するのは避けられなかった。
中井監督だけでなく部長だった息子、寮母だった中井監督の妻も退任は避けられないと思う。これで終わったとは広陵高校も思ってはないだろうけど、校長の処遇、いまだに被害生徒への謝罪を行っていないなか次はどのような対応をするのか気になる。
2、判断が遅いです。しかも、この段階で秋季大会出場は疑問。さらに、実質中井による一族経営の野球部。息子がコーチ、妻が寮母。ここはどうなるのか明確にしてほしい。なぜならば、息子コーチも過去の隠蔽に関与している疑義がでているし、寮内で起きた数多のトラブルが今問題になっている。中井は副校長という立場でもあり、自身が中心人物として処遇を明確にしてほしい。現段階ではせめて役職停止が妥当なはず。
3、交代は名ばかりで、中井さんが学校に残るようなら「院政」が敷かれる新監督は、コーチで監督の下でやっていた人。本気で新監督に任せて改革をする気があるなら、校長の辞任、中井一家の一掃寮をどうするのか?まだまだ目が離せません。今後の展開を見ないと、学校の本気度は見えない。
4、問題に対して逃げ回る指導者。
71勝してようが、教育者、指導者としては失格でしょう。まずは被害者,被害者家族に対して誠意もった対応、謝罪。そして、この問題を二度と高校野球界で起こさないように、全てを話し、処罰を受けるべき。退任ではなく、第三者委員会の内容を踏まえての処分とすべき。懲戒事案の可能性もあるのでは?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/64a85fc73931226b14ad680d3c40a5a4d2f1ba57,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]