中国の空母「遼寧」からの戦闘機発着130回以上、ロシア爆撃機と共同飛行も
10月5日から8日の間、中国の空母「遼寧」からの艦載戦闘機と艦載ヘリの発着艦が沖縄県北大東島の東約450kmで約140回に達しました。さらに、9日にはロシアのTu-95爆撃機2機と中国のH-6爆撃機2機が東シナ海から四国沖までの共同飛行を実施し、合計8機が沖縄本島と宮古島間を飛行しました。
小泉防衛相はこれらを「我が国に対する示威行動」として警戒しています。

中国とロシアの軍事活動が日本を囲むように連携している現状は、地域の安全保障の不安定さを示しています。特に、中国の空母「遼寧」からの頻繁な発着艦と共同飛行は、明確な示威行動として位置づけられます。これに対し我々の安全保障体制は効果的に対応できているのか、深刻な疑問が浮かびます。まず、地域内での国際協調を強化し、中国とロシアの軍事的意図を透明化する外交努力が不可欠です。また、ASEANを始め、関連する国々との協力を通じて、自由航行の原則を守る法的枠組みの強化が必要でしょう。さらには、日本の防衛力を更に強化し、このような威圧的行動に対する抑止力を持つことも重要です。結局、単なる示威行動で留まらないよう、我々が平和と安定を守る決意と行動が求められています。
ネットからのコメント
1、軍事・覇権主義国家のいつもの挑発行動ですね。直接的には相手にせず、こういうことが起こっているということは世界にアピールする形で発信する必要があります。中露朝はブレーキが壊れた国ですので、その脅威に対抗するための自衛手段や考えを同じとする国々との協力体制は万全にする必要があります。迂闊に手を出そうものなら自分が痛い目に遭いかねないと思わせることが最大の抑止力です。
2、日本のEEZ内を通行して飛行訓練やレーダー照射をしているのは威圧行動であり無害通行ではないだろう。通行禁止にすべきだ。また、これはフィリピンのケースと同じ。このような行為に対しては厳格に対抗していかなくてはならない。故に防衛力の飛躍的強化が絶対的に必要だ。
3、空母の発着艦140回に中露の共同飛行まで重ねて見せつける…これで「単なる訓練」と受け取る方が無理があります。完全に日本の反応を試し、抑止力の弱さを探っている行動ですよね。それでも日本は相変わらず“遺憾”の一言。相手が示威行動をエスカレートさせ続けるのは、こちらが本気で対処しないと見透かされているからだと思います。
危機感の欠如こそ、最大のリスクではないでしょうか。
4、結局中露のやっていることは威嚇であり恫喝であり挑発です。これは立派な軍事行動でもあります。国連の常任理事国の2国はどうどうとこのような卑劣な行動を行う。世界中が見ていますね。中露の援助を受けている国は口をつぐむでしょう。しかし心の中はどうでしょう。もっぱら独裁国は賞賛するでしょう。中露自体が独裁国ですから仲間を増やす行動は積極的に行うのですね。トランプ大統領もアメリカファーストも必要でしょうが世界でのアメリカの立ち位置は変えることはできません。早くその事に気が付いて欲しいですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/bbd499d646fe5f386ff87ff6c367c3c9975d2bdb,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]