自民党の田村憲久元厚生労働相(60)は、10日に放送されたフジテレビの番組「日曜報道 THE PRIME」に出演し、参院選の大敗を受けて自民党内で総裁選前倒しの是非を確認する手続きが進められていることについて言及した。総裁選の前倒しが決まれば、現総裁の石破茂首相に事実上の退陣を迫る形となる。党則に基づき、過半数以上の支持を得ると、選挙は実施される。
現段階では、党内の国会議員295人と都道府県連代表47人の合計342人中、172人以上の支持が必要となる。前倒しの手続きが始まる予定であり、議員たちの意思確認が行われる。田村氏は、参議院選の敗北の責任を含めた党内の意見が大きな影響を持つと述べ、選挙の前倒しについてはやむを得ないとの考えを示した。
田村氏はまた、石破総裁が辞任するべきかについても言及し、「選挙の責任として辞任もあるかもしれないが、与党として国会運営の安定性も重要だ」と述べた。
ネットからのコメント
1、石破は三連敗を受けて当然辞任すると思ってたし石破が退陣することを前提に自公には投票しなかった。石破が続投してどんなメリットがあるか全く見えてこない。関税交渉に固執してるが 矢面に一度も立ってない石破でなければならない根拠もない。
無駄に総裁選などせずに済むよう一日も早く退陣を求める。
2、本来、与党と野党がやるべき話し合いがやっと実現される状況になった。失われた30年の間、自民党は岩盤支持層を含めた思考停止状態の組織票に支えられて数の論理で自分たちに都合のいい政策をろくな議論もせず強行採決を繰り返してきた。田村議員の議員人生では相手の話も聞かず強行採決することが国会でのルーチンワークになっていて、野党と議論することが時間の無駄であったり、政治の遅滞と感じてしまうようだ。こういう自民党の思い違いが染み付いた議員はもはや国民にとって何の役にも立たないと思う。本当に自民党は役目を終えたと思う。
3、水月会主要メンバーにあって田村氏はまだ石破総裁に多少同情的と言うか、冷静かつ公平に党内を見ている気がします。対照的に田村氏以上にかつては石破総裁を慕っていたはずの齋藤健氏は、派閥離脱後は態度を一変させて反石破の立場を強めているけど、どこで関係性に違いが生じたんだろう?結局、全体で見たら中堅というか小物感が否めない赤沢氏や平氏は今でも閣僚に起用されているけど、田村氏も齋藤氏も要職起用されていない…
4、「田村さん自身は執行部の責任として石破総裁は辞任ということまで決断すべきだと考えますか?」には、「この間の選挙の責任として辞任するということもあると思いますが、われわれ国会、つまり与党ですから国会運営をどうしていくかってことを考えないといけない」と指摘。石破は惨敗の要因は裏金、統一協会などの自民党全体の責任という認識で、石破辞めろ派は惨敗の要因は石破の責任という認識だから相容れないよね。何れにしても、総裁選前倒しに向けて外堀を埋められた現状、石破が続投するには総理大臣の専権事項の解散の一択しかないので今解散されては困る地盤の脆弱な若手や選挙に弱い衆議院議員らに前倒しに賛成しないように解散を散らつかせて封じるしか無いが、仮に小泉進次郎を幹事長にしたり、世論をバックに何かするとかその後の展開が開けなければ一時凌ぎにしかならず、遅かれ早かれ退陣することになりそうですよね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/517e6cbbbefd51a8f2a0797bda8698f9f6dac41b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]