事件概要:武論尊(ぶろんそん)先生は、元自衛隊員であり、『北斗の拳』や『サンクチュアリ』の原作者として広く知られています。彼が漫画原作の道を歩み始めたのは、自衛隊の同期である漫画家・本宮ひろ志の仕事の手伝いがきっかけでした。編集者に誘われて初めて原作を書くことになり、その才能を開花させました。武論尊先生は読者を喜ばせることを最も重要視し、特に“サービス精神”に優れていました。
自衛隊時代から人を楽しませることが好きだった彼は、編集者から資料のまとめ方やひと工夫を加えることに高く評価され、短期間でヒット作を生み出しました。
コメント:武論尊先生の成功の鍵は、間違いなく“サービス精神”と読者を思いやる姿勢にあります。彼は一方的な発信を避け、常に読者の期待を超えるエンターテイメントを提供しようとしました。このような姿勢こそ、長年にわたりヒット作を連発する原動力となっているのでしょう。しかし、この点を見逃してしまう編集者が少なくないことも事実です。例えば、原稿をただ依頼された資料を集めて渡すだけではなく、役立つ情報や視点を付け加えて渡す武論尊先生のような工夫が重要です。現代のメディア業界でも、読者や視聴者の期待に応えるサービス精神を持つクリエイターが求められています。
ネットからのコメント
1、小4のある日、本屋でたまたま初めてジャンプを手にとって見たのが北斗の拳の連載初めでしたその日の83年から社会人1年目の96年まで1週も欠かすことなくジャンプを読んでましたその中でドラゴンボール、男塾、スラムダンクなどその他ハマる漫画と数多く出会いました社会人になりあまりに忙しく買わなくなりましたが北斗の拳は少年時代の青春です武論先生、原先生ありがとうございました
2、武論尊原作の魅力はいわゆるライブ感覚だと思うんですよ。北斗の拳が典型ですが、その場の勢いと乗りで話を動かしてしまう。例えばトキとして登場した人物が人気が出そうと見るや実はアミバという偽物でしたとやって改めてトキを登場させるとか、南斗六聖拳最後の将を巡る話の引っ張りようとか、長期的なプランを立てて話を作るタイプの人には到底できない展開でした。もちろんその代償として連載が長期化した際の話の矛盾とかあるわけですが、主な読者層である少年たちはあまり気にしなかったんじゃないかな。良い原作者は恒常的に不足しているので、武論尊先生ももっと活躍していただきたいです。
3、懐かしいですね。北斗の拳。サンクチュアリ。週刊少年ジャンプで兄弟でリアルタイムに毎週ワクワク楽しみにしながら、北斗の拳を読めたのは僥倖でした。昭和のアニメ版もボイスアクターたちの熱演、音楽の青木望さんの高揚感アゲアゲのテーレッテー。トドメは泣きと哀愁の情感いっぱいの哀しみのリリカルなメロディの数々。感謝多謝。ちなみに北斗の拳には、週刊まえに読み切り2本でプロトタイプといえるバージョンもありました。高校生が北斗神拳の使い手でした。あの有名な北斗の拳初連載の冒頭のプロローグの世紀末インパクトは当時の子どもたちに絶大でした。原作者武論尊さんは、編集者からの依頼で、実は3番手4番手に回ってきた仕事だったのだとか。武論尊さん自身、1970年代末に訪れたカンボジア国内のポルポト政権の悲惨な状況下を実体験され下敷きにしたそうです。
4、あーなるほど北斗の拳が行き当たりばったり展開で当時とにかくワクワクしたのはそういうことか!トキとアミバのくだりとか、もうホントはトキ悪人だったけど途中でアミバの設定にしたでしょ?とか面白いから良かったです
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7be4b046c36820d4be915c5c889a0b3458e7f580,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]