元日本代表の中澤佑二氏、坪井慶介氏、柿谷曜一朗氏がフジテレビの特別番組で長友佑都の北中米W杯への招集について議論を行った。長友は2010年の南アフリカW杯以降4大会連続でW杯に出場しているが、前回のカタールW杯後しばらく代表に招集されなかった。2024年3月に復帰以降少ない出場機会にも関わらず選手たちからは彼の必要性が主張され、39歳という年齢が問題視されている。

坪井氏は条件付きで必要とし、柿谷氏は彼の存在を強く支持。中澤氏は優勝を目指すなら不要との考えを示し、長谷部誠氏が彼の役割を果たせると指摘。選考の最終決断は森保監督に委ねられている。

選手選考の議論は、チームの未来を見据えた重要な課題です。しかし、年齢のみを理由に実績ある選手を外すのは真の問題解決にはなりません。長友佑都の招集問題は、単なる「ベテラン枠」の話ではなく、チームの戦術、チームスピリット、そして長期的な視野を持った人材育成の視点が必要です。まず、若手選手の成長とベテランの経験は相互に補完関係にあるべきです。1つ目の解決策として、ベテラン選手を指導者やアドバイザー的役割で起用し、若手選手への知識伝授を進めることが考えられます。2つ目に、個々の選手のコンディションと試合出場機会を考慮して柔軟なローテーションを組むことで、チーム全体の能力向上を図ります。

3つ目として、選手の役割や選出に関する透明性を高め、外部からの誤解や混乱を防ぐことが必要です。結果として、ただの「枠の問題」に終わらせず、長期的な視野で日本サッカーが世界と戦うための基礎を築くことが求められます。これは、日本が国際大会でさらなる成果を上げるための成長の一環です。

ネットからのコメント

1、精神的な柱としてはいた方がいい存在だとは思うけど、多くの選手が出場を目指して頑張って戦っている中で、戦力として期待できない選手を選ぶのは、選手たちに対して失礼すぎると思う。精神的な支え合いは、優勝を目指す戦力として戦える選手の中で醸成すべきものだと思う。

2、戦力にならない選手を入れる必要はない。精神的支柱とか言っているいる人もいるけど、そんなのは監督やコーチが担う事。それが出来ないなら監督コーチは不要だと思う。その１枠は未来に繋がる若い選手に託すべきだ。例え、出れなかったとしても、次回の場面では気後れすることなく戦えることにもなる。

3、ここでの意見も二分されてる感じですね。個人的には長友が外れるようなメンバーにならなければ上まで行けないと思ってます。

確かに一昔前なら苦境に陥った時に雰囲気を変えるモチベーターとしてのベテランは必要だった。ただ現在の代表選手ほとんどが普段欧州の厳しい環境で1人で闘っている。誰かに頼ってチームを団結させるみたいな「幼年期の時代」はそろそろ卒業してもいい頃でしょう。そうでなければ目標とする優勝なんて夢でしかないと思いますね。

4、純粋な戦力として、なら考える余地もない。ただ、ドイツ大会やブラジル大会のようにベテランの選手がおらずチームとしてのまとまりに欠けて悲惨な結果にも繋がっているということも考えると長友が果たしている役割は大きいと思うし、その役割を担える人は現状いないのではないだろうか。ただ、、、今大会こそ選手としては最後のW杯になると思うので、第2の長友のような明るさで鼓舞できる選手の存在が待たれるところ。