2023年10月9日、衆議院予算委員会の補正予算に関する質疑で、高市早苗総理が鈴木憲和農林水産大臣に向けて「農水大臣が大好きなおこめ券かもしれない」と発言し、議場内で笑いが広がりました。立憲民主党の山岡達丸議員は、「重点支援地方交付金を自治体に任せると時間がかかる」として、国が方針をしっかり定めることで速やかな現金給付を提案。
高市総理は、地方自治体の負担を軽減するために、クーポンや電子マネーの活用を考慮しつつ、関係省庁とも協力して支援を進める意思を示しました。しかし、山岡議員は、国が一律の方針を定めるべきだと反論しました。

この質疑は日本の予算執行の在り方に関する重要な議論です。現状では、地方自治体に負担がかかる制度設計が問題視されています。高市総理の発言も、問題の深刻さを軽んじた印象を与えかねません。制度の本質的な欠陥として、自治体ごとに異なる対応ができる仕組みが依然として多くのバラつきを生んでいます。まずは、国が一律でスピーディーに支援を行える体制を確立することが急務です。予算執行の透明性を高め、支援が公平に行き届くことを保証する必要があります。さらに、地方自治体とのコミュニケーションを強化し、迅速かつ効率的な執行を図ることも大切です。
こうした課題と向き合うことで、国民全体に恩恵をもたらし、社会全体の信頼を回復できる道筋を描くことが求められています。
ネットからのコメント
1、お米券より現金給付の方が良いと思うお米券を配布する手間と経費を考えればマイナンバーカードに紐づけている口座に振り込む方が地方自治体の手間がかからないし、利権団体に流れる経費も掛からないと思えるそして、現金の方が使い道を限定されないコメが高いから補助するためにおこめ券ていうのは短絡的すぎると思うし、主食のコメを現金給付で買わないと言うことも無いだろうと思えるパン食の人たちも現金の方がメリットがあると思う
2、"農水大臣が大好きなおこめ券かもしれない”という発言について、首相の言い方(わざわざ鈴木大臣の方を振り返るような仕草含め)からしてユーモアではなく、明らかな皮肉に聞こえました。おこめ券を巡る混乱や批判がある中、いまだ政策判断が大臣の個人的な趣向に左右されているかのような含意があるように感じました。
3、総理としての発言には責任を持ってもらいたいと思う。身内イジリで済まされない現実を考えてしっかり舵取りをやってもらいたい。
国民の税金、国民の生活、そのための有効な政策を考えてもらいたい。
4、正直あの金額の米にしか使えない券を配ったところで助かると感じるのは何人いるだろうか?まして中間業者に対する救済案でしかないとまで言われる代物自治体の多くがウチは配らないと宣言するのも仕方のないレベルアレなら以前やった電子マネーでの給付のほうが幾分かマシだよ、チャージできる電子マネーは限りがあったけど日用品の買い物にも使えたし用途は多かったからね
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/fdc5b7a077893b4b5e1d5078f1b3629e8cf30c99,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]