ヤクルトは21日、神宮球場で行われた巨人戦で1-7と敗北。これで巨人との通算対戦成績は6勝13敗となり、残り6試合を残して負け越しが確定し、7年連続で巨人戦の勝ち越しを逃した。先発の石川雅規は初回から失点を重ね、2回にはリチャードと丸に本塁打を浴びるなど、合計6失点で2回途中で降板。今季の成績は2勝4敗、防御率6.75と低迷が続く。

打線も巨人の先発・田中将大の前で苦戦し、4回にオスナが放ったソロ本塁打による1得点のみに終わった。対する巨人では田中が5回1失点で日米通算199勝を達成。同時にヤクルトの中村悠平が通算1000安打を記録したが、チームの敗北で喜びは半減。チーム全体として投打ともに課題が露呈する内容となった。

巨人戦の敗北で浮き彫りになった問題は、チーム戦略の停滞であり、とりわけ巨人相手の成績不振が慢性化している点は注目に値します。7年連続での巨人戦負け越しという結果は、チームの実力差を埋める努力が足りていない証とも取れます。先発投手陣の不振、打力の低迷、若手育成の遅れが絡み合い、巨人との直接対決で明らかな差を感じざるを得ません。

本質的な課題解決のためには、まず以下の手段が不可欠です。第一に、先発投手陣の強化を急ぎ、ローテーションの安定性を確保するべきです。

第二に、若手選手の積極起用によるチームの新陳代謝を推進し、停滞感を打破する必要があります。第三に、データ分析や戦術の活用をさらに強化し、ライバル球団との戦術的駆け引きを有利に進める土壌を整えるべきです。

スポーツは努力と結果の双方が問われる世界です。巨人戦での勝利はファンにとって大きな喜びをもたらす目標であり続けます。その期待を背負うチームであるならば、この屈辱的な成績を乗り越え、来年こそ勝利への道筋を示してほしいものです。

ネットからのコメント

1、暫くは巨人相手にお客さん状態は続いてしまうでしょうね。負け越しばかり。今日は石川の先発に尽きる。永く投げてることは素晴らしいですが一軍の投手ではないでしょう。真剣に先発再建を実施しないと来年も巨人と互角には戦えないと思います。

2、二週間何やっていたんだっていう思いだ。この日の先発は早くから言われていたんだろうから、それなりに準備はすべきだったんだろうが、目も当てられないようなひどい結果だった。あれだけ球威がないんだから、数ミリ甘くなってもやられることは想定済みなのにコントロールがまるでダメ。

打たれるべくして打たれているからもう救いようがない。２回までの６点がなければ勝負になっていただけに、非常に悔いが残るね。それで今後どうするんだろう。200勝に固執させてこのまま投げさせるのか。投げさせる方も投げさせる方で、プロの打者を甘く見てはいけないし、何しろ早くからチケットを取ってこの日を楽しみにしていたファンを愚弄し失望させるような試合を見せてはそれこそプロの名折れだ。

3、今日の先発は先週の火曜日に、ファームで５回を１安打１失点に抑えていた山野で間違いないと思っていたが、数日前から石川が行くと知り 不安でならなかった。現状 先発投手に怪我人はいないし、この起用をどう解釈していいのか分かりません。相変わらず ファンを無視し続ける高津采配をこれ以上野放しにして置いて良ろしいのでしょうか？

4、田中相手なら石川でも勝てるというのが安直。それで結局打ててもないし。前回うまく行ったからといって、決して確率が高いことではないのはわかっていたはず。最下位でもファンは応援し続けているのだから、チーム全体としてもっと勝とうとする気持ちをみせてほしい。